RE_PRAY横浜からたったの2週間あまりしか空いてないスケジュールで、今年もnotte stellataが開催。




信じられない体力と精神力に実行力。




君って人はいったいどーなってるんだろう???




「僕のこと」のメロディが私のアタマの中で悲しく響くよ…😑




凡人の自分の体調はまだ回復途上、無理なくなるべくゆったりペースで今回は仙台に行こうと決めた。



































3月8日 金曜日




いつものANA便だと時間がタイトになってしまうので、今回はPeach便✈️を選択。



ピンクのカラーリングが可愛い飛行機。



飛行ルートも違うのかな、いつもならアルプス上空を飛ぶルートだけど、今回は浜名湖を眺められる初めてのルート。



物珍しくて1人密かにワクワク。



その後は少しうとうとしていたら、あっという間に東北の海が見えてきた。




↑1分間だけ切り取ったショート動画だけど、つまり海の上から1分で着陸して減速できるってこと。飛行機ってすごいな♪









ただいま、仙台!




また来られて、ホントに嬉しいよ。


















着陸後の機内アナウンス、最後に突然「ほんま、おおきに」と関西弁が聞こえてきてめっちゃウケた。




Peachって、関西の航空会社だったんだ🫨

























空港アクセス線に乗り換える時に、空港ピアノの前を通る。




弾いてみよっかな、と思いつつ怖気付いてやめることにしたんだけど、目の前で電車が発車して乗り遅れてしまった。




やっぱり、戻ってちょっとだけ弾いていこっか。



















仙台空港に置かれている震災ピアノ、「ローラ」。



被災後に修復されて、ここに置かれたものだ。



人通りのある場所なのに、うまいとか下手とか関係なくみんなが思い思いに弾いていく姿に、自分も勇気をもらって触ってみた。









最近の私は訳あってほとんどピアノを弾けてなかったのに、つい弾いちゃったよ。




勇気をありがとうね、ローラさん。























今回の旅は「ラク」をとにかく優先。



会場に早く行けばいろいろ食べられると知ってはいたし、そんなおもてなしをしてくださる地元の方のお気持ちが嬉しいけれど、今の自分は寒い屋外で並ぶのを可能な限り避けたい。



仙台駅でゆっくりランチをしてから、シャトルバスで開場時間になった頃に到着した。




シャトルバスに乗る前にちょっとだけ寄り道して、前記事のピアノも触らせてもらいました^^










朝の仙台は一面の雪景色だったそうだけど、この時はもうほとんど解けていた。



雪の仙台も見たかったけど、またの機会かな。



(一応、防水ブーツと滑り止めベルトの準備もして来たけどね)














初日だけは、並びの席で一緒に見る友達がいた。



合流して着席、しゃべっていたら程なくして初日のショーが始まった。


 
















今年の「Notte Stellata」(ショーの名前じゃなくて、プログラムの方ね)はなんだか、ミシサガやヘルシンキで見たものを思い出した。




照明が似ていた気がするってのもあるけど、シンプルにただ美しく優雅で。




ゆったりと、この上なく優しい流れ。




ああ、やっぱりこのプログラムが大好きだ。




また見られてホントに幸せ♡










このプログラムはいつもホントにあっという間に終わっちゃうけど、永遠に見てたいよ🦢




















それぞれのプログラムについて感想を書くのは、今はしんどいので割愛させていただくけれど。






理華ちゃんの朗らかさと優しさ、シェイやビオレッタさんの明るさや躍動感、さっとんやあっこちゃんの情感豊かなスケートから伝わってくる深淵さ。



さっとんのスケートの「品」は世界屈指だと私は思ってるけど、インスタとかに上がる変顔写真とのギャップがたまらん🤣


ビオレッタさんが足でフラフープを操る動きに毎回ドキドキしちゃう。よく間違って引っ掛けて転倒しないなぁ。




無良くん、刑事くんのたくましさや力強さ、ジェイソンのAdiosでの毅然とした決意と、優しいYou raise me up(この曲ホントに好き) 、ハビの人間味豊かなあたたかさ。




それぞれのスケーターが、自分の選んだメッセージをスケートで伝えてくれ、さまざまなプログラムに夢中になっているうちにあっという間にショーが進行していった。










今回のスペシャルゲスト、大地真央さんとのコラボでCarmina Buranaの文字が現れた時は、ホントに興奮したなぁ。








あの有名なテーマに合わせて、大地さんが登場。



神がひとりの人間をこの世に誕生させる。





場面はすぐ変わって、軽やかな小鳥の声や美しい花畑の映像。



君の演じる無垢な青年は、君には珍しい(初めてかな?)バレエ的でクラシカルな動きも織り交ぜて、幸せなスケートで表現される。



歓喜の声に合わせて跳ぶ3Aの見事さ!





しかし、そこに再び現れる運命の女神。



闇の女神は運命の輪を回し、世界は急変する。



色鮮やかだった花々もみるみる枯れ、女神に操られるままに翻弄される。





己にこの運命を与えたものの姿を知り、恐れ慄く青年。



しかし、神の巨大な力の前にはなす術もない。




絶望に打ちひしがれ、這いつくばり、しかしやがて立ち上がり、与えられた試練を受け入れる。




試練も力に変えて懸命に生きはじめる。




そんな姿を見届けた神は光り輝く美しい女神に姿を変え、満足げに微笑んで青年を祝福し、共に前を見る。











震災関連のショーということで、この「神」は自然そのものでもあるんだろう。



そういう意味で、Hope & Legacyとも共通するテーマを自分は感じるけど。



こんなに短い演目なのに、とても大きなテーマが込められていて、それを舞台とスケートとを組み合わせて成り立たせる、チャレンジングな演目。



昨年内村くんと挑戦した体操とのコラボに引き続き、スケートの可能性を広げる取り組み。



今回は全く違う趣向だけれど、こんなことも可能なのだと、見せてもらえてとても感激した。







そして、大地さんのLuck be a ladyとAnything goesの煌びやかな世界。




私に限らず、生のタカラヅカを目にするのはここが初めて、という人はきっとたくさんいたと思う。



こういった取り組みを入れてるのは、東北の地では普段きっと触れる機会の得にくい体験を、「ここ」でみんなにも体験してもらいたい、そのことで少しでも希望を感じてもらいたいという、君の願いもあるんじゃないかと思う。




今度のRE_PRAY宮城追加公演と合わせて、それもきっと、みなさんに伝わるね☺️










(ショーのラストの感想は、日曜日の日記に書きます)


















🐱    🐱    🐱    🐱










ところで、この日の休憩時間。



一緒に見ていたお友達がおやつを食べに行く、と席を立ったので、くっついて自分もロビーに出た。



と、ふと振り返ると、にゃちだーやさんが私の真横に立ってた。



私は彼のゲーム解説動画は見なかったのだけれど、RE_PRAY横浜公演の後の感想動画を目に(耳に)して、そのお人柄にちょっと感じ入るものがあった。



そんなことがあった直後にご本人に出会うのってちょっと面白いな、と思いながら、彼がいろんな人たちと話しているのを横で眺めていた。


 


休憩時間の間中、ずっと隣にいたのだけど、これは何かのご縁なのかも、という気がしてきた。



心の中の私は「ご挨拶しろ!」と言ってくるし笑







最後にちらりとお声かけさせてもらった。




「この後も楽しみましょう!」と爽やかな笑顔で言ってくれたにゃちだーやさん、動画のままの、とても丁寧な方でした😊




(この日のにゃちだーやさんは、利府駅から歩いて往復したり、新幹線がぎゅーぎゅー詰めだったりとハードな一日だったそうですが、そんなお疲れの様子はカケラほども見せてなかったです)



















②に続きます