《学習障害の生徒さんにはどのように接していますか?》

 

態度が悪い時には、他の生徒と同じように注意します。
以前は、注意しても返事もせず、その時だけ少しましになる程度で、正直、声を荒げそうになったこともありました。


そこで、本川塾長と話しをして、「ユニーク」な生徒と思ってみることにしました。「今日は、どんなことを言ってくるかな?」「今日は何をしてくるかな?」と思っていると、私の気持ちに余裕ができたおかげか、生徒も物に当たったり、あからさまに不機嫌な態度になることがなくなりました。

 

これは、小学校高学年のK君の話です。K君も、長時間じっと座っていることや、集中することも難しいので、工夫しながら授業をしています。ある授業後、彼の好きなドラえもんの、どの道具が欲しいかという話をしていた時、私は「どこでもドア」と答えましたが、彼は「暗記パン」が欲しいというのです。理由を聞くと、「だって、そのパンを食べれば、なんでもすぐ覚えられるようになるから」と答えたのです。他の生徒と同じく、彼も勉強したい、結果を出したいと思っていることがわかった時に胸が熱くなりました。ですから、学習の進め方は他の生徒と少し違いますが、特別扱いはせず他の生徒と同じように接しています。

 

(Vol.4に続きます)