父との思い出を抱いて生きていく | 悪性脳腫瘍 膠芽腫と戦った父 闘病の記録

悪性脳腫瘍 膠芽腫と戦った父 闘病の記録

2023年の春、父(67歳)が脳腫瘍で最も悪性とされる膠芽腫に。父の病気発覚から永眠までを娘目線で綴りました。

2023年4月21日 治療開始
2024年5月9日 永眠

こんにちは。


皆様に父永眠のお知らせをしてから

早くも明日で初七日です。


残念ながら臨終の際には

私は立ち会えませんでしたが

母と兄が間に合い看取ってくれました。


最後は意識レベルが

みるみる降下し亡くなったと。

苦しんでいた様子はなかったと聞き

ほんとに安堵しました。

看取れなかったことは残念でしたが…。


亡くなった当日から、

通夜、火葬、葬儀と

父を連れて帰るまで

素晴らしい晴天の天気だったこと

葬儀屋さんも

タイミングが良く空いていたこと

火葬場も友引の前日には

駆け込みで通常混んでいるそうなのに、

父の火葬の際は我が家だけだったこと

葬儀屋の方もびっくりされていました。

全てのタイミングがよく

段取りよく儀式の一切を取り行えました。

かつて静かに旅立ちたいと

母に話していた父の希望が

全て叶った形になったのかなと思います。



昨年12月に入院してから

5ヶ月ぶりの我が家に

やっと父を連れて帰ることが出来ました…。


コロナに感染し、誤嚥性肺炎になり、

四肢麻痺になりながらも

みるみる弱っていく中で

余命6ヶ月と宣告されてから

宣告を超え4ヶ月も頑張ってくれました。

どれほど辛く、苦しかったことか…

父、良く頑張った!

父は最後まで強かったです。


育ててくれた感謝の思いでいっぱいです…

最後まで難治ガンの膠芽腫と向き合い、

勇敢に戦った父の強さ。

大きな愛で包んでくれた父。

家族の温かさを教えてくれた父。

父の笑顔

自分の事よりも

いつも家族の心配ばかりしていた父。

運転が好きで色んな所へ連れて行ってくれた父

ジャイアンツが好きだった父

父との全てを忘れません。

父との思い出を抱きしめて。

まだまだ気持ちの整理はついていませんが

父と母から貰った命を大切に、

笑顔を忘れないで強く生きていきます


膠芽腫という病気…

進行の速さは治療が追いつかず

恐怖でしかなかったです。


いつか完治が可能になりますように。

1人でも多く膠芽腫で亡くなる方が

いなくなる未来が来ることを祈っております。



コメント、いいねを下さった皆様

沢山の激励応援を下さった皆様

ありがとうございました。