心境の変化。2023.8.11 | 悪性脳腫瘍 膠芽腫と戦った父 闘病の記録

悪性脳腫瘍 膠芽腫と戦った父 闘病の記録

2023年の春、父(67歳)が脳腫瘍で最も悪性とされる膠芽腫に。父の病気発覚から永眠までを娘目線で綴りました。

2023年4月21日 治療開始
2024年5月9日 永眠

こんばんは。


2023.8.11

今日は地元のソーシャルワーカーさんが

お話を聞きたいとの事で

今日は出勤されているとの事で。

午前中に地元の介護施設へ。


この介護施設は、

父が血圧が高いと最初に受診した

病院が経営している介護施設です。


ソーシャルワーカーのYさん、

Yさんの上司のTさん

2名同席してくださいました。

お話の内容としては、

我が家の状態、状況をお話すると、

やはり自宅でみるのは難しいのではないかと。

我が家は決して広いとは言えなく、

エアコンもリビングにしかなく、

この暑さで自宅に退院してもまた

お父さんの容態が悪くなり、

再入院の繰り返しになるのではないかと。


ここの施設への入居も自宅から近いので、

視野に入れていましたが、

Tさんのお話だと少し小声で、

末期がん、進行がん、

重度の認知症と診断された

入居者さんには、

専用の棟に入居させ、

高額な入居費を頂いているとか。

費用や入居されている方の

様子などを聞きましたが、

とても今の我が家には

捻出できる余裕はない金額でしたし、

安心して父を

入居させられる感じではなかったので、

候補からは除外です…。


私はケアワーカーさんのお話、

そして今日心配をして

電話をかけてきてくれた

私をよく知ってくれている人

(医療関係勤務)からの

アドバイスを聞いて、

私の家で看てあげたいというのは、

自分の気持ちしか

考えていなかったのではないか。

自分のわがままなのではないか。

父のことを一番に考えれば、

大学病院の緩和ケアが一番父には

環境としてはいいのではないか。

と思うようになり…


緩和ケア病棟でも、

父の自宅に帰りたいという願いを

外泊という形で

叶えてあげることも出来るしなと。


治療を辞めないといけないという

葛藤もありますが、

これ以上治療を続けても

劇的に良くなることはないし。

何よりもこれ以上、

父の体に負担をかけさせたくない。

ただでさえ腕には何度か点滴をしたのか

血管が青あざのようになっていたのを見て

辛くなってしまって…


月曜日に面会を兼ねて、

また病院にいき、

認知症のような症状もあり、

意思が確認出来るか分かりませんが

父と話しをしてこようと

思っています。