告知56 国民生活センター 押し売り!マグロを勝手に切り分けられ、断ったら脅された!
業者が「マグロを100g1,500円で販売している」と家を訪ねてきた。マグロは好きなので「見せてほしい」と業者の車へ見に行ったところ、勝手に切り分けて「代金は15,000円だ」と言われた。マグロの色は悪く、値段も高いので断ると「切ったのだから絶対買ってもらう」とどなられた。「買うとは言ってない」と断ったが、「買うのが当たり前だ」と脅された。恐ろしかった。(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆マグロやカツオなど魚介類の押し売りのトラブルの相談が増えています。「傷んでいて食べられなかった」「断ると、包丁でまな板をたたき怖かったので、代金を支払ってしまった」といったものもあります。
☆玄関のドアを開けたり、商品を見せてもらったり、勧められて試食してしまったりすると断りにくいものです。訪問の目的を確認し、早い段階できっぱりと断りましょう。
☆たとえ買ってしまったとしても、訪問販売なので本来はクーリング・オフが可能です(現金取引で3千円以上の場合)。しかし、業者名や連絡先が分からないとクーリング・オフの手続きができず、被害の回復が困難です。
☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。
「マグロやカツオの訪問販売に注意!-味見しませんか? 包丁を持って購入を迫る等のトラブルが起きている-」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20101227_1.html
独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報 第101号 平成23年1月7日より
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ゼーレの眼
いわゆる「御用聞き」(得意先などに注文を聞きにまわること。また、その商人)のような名前も住所も業務内容も把握していて地元に根付いている業者・商店ならともかく、どこから来たか素性のわからない業者には、一応警戒すべきという事例である。持っているものが刃物だけに潜在的な恐怖を伴う。
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AEGIS シリーズ全編及び「ゼーレの眼」と画像(You Tubeコンテンツは除く)
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