告知40 国民生活センター 防災の日、子どもの防災ずきんに注目!
小学校を中心に、地震、火災などで避難するときに、落下物や火の粉などから頭部を保護するためにかぶるずきん、いわゆる「防災ずきん」が使われています。
「防災ずきん」は長期使用や洗濯などにより、性能が低下することがあります。
・長年の使用により、中身がぺしゃんこになっていませんか?
・体格に合ったサイズのものを使っていますか?
・詰め物の露出や偏りはありませんか?
・使われている素材、手入れ方法、防炎性能などに関する表示はどうなっていますか?
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<ひとことアドバイス>
☆普段は座布団代わりや背もたれに使っていることが多く、押しつぶされて詰め物が偏ったり、側地が傷んだりしがちです。休みなどで子どもが防災ずきんを持ち帰った際は、傷みがないかなどを確認しましょう。また、成長に合ったサイズかどうかもチェックしましょう。
☆防災ずきんを購入する際は、詰め物の偏らない縫製になっていることや、ウレタンのような劣化しやすい素材を使用していないことなどを確認しましょう。
さらに、洗濯できるかなどの手入れ方法の表示も確認しましょう
☆防炎や難燃加工などをうたっていても、その性能が発揮されず、接炎を止めても燃焼が続き、焼失してしまうものもありました。火災などに備えるためには、防災性能が確保されている(財)日本防災協会の認定品かどうかを購入の目安にすることをお勧めします。
独立行政法人国民生活センター 子どもサポート情報 第32号 平成22年9月1日より
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ゼーレの眼
防災の日は過ぎてしまったが、気がついた時に準備をしておかないとそのままになってしまう。子供ならずとも大人の社会でもいえる。
大震災発生時最初の約7日間、どこでどのようにくぐり抜け、やり過ごす。
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AEGIS シリーズ全編及び「ゼーレの眼」と画像
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