告知36 国民生活センター 強引!インターネット接続サービスの電話勧誘

・平成225

・四国地方

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 以前から「現在の月々2千円を千円未満にできる」とプロバイダー契約を勧める電話が何度もあったが、息子でないと分からないからと断っていた。それでも勧誘がやまないので、もう電話してほしくなくて「契約するか分からないけど、資料だけ送って」と言って電話を切った。数日後、書類が届いたので開けてみると、すでに契約したことになっていたので驚いた。すぐに、書類に載っていたサポートセンターにかけたが、「契約のことは分からない」と取り合ってもらえない。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆光回線などのインターネット回線契約やプロバイダー契約を勧める電話が強引だ、何度断ってもかかってくるといった相談が多く寄せられています。

☆相談者に渡されていた書類には、技術的な内容に関するサポートセンターの連絡先しかなく、契約関係に関する問い合わせ窓口や代理店の連絡先の記載が一切なかったため、自分では、事業者と契約についての話ができない状況でした。

☆しつこい勧誘を断るときは、あいまいな返事をせず、業者名、連絡先、担当者名を聞いた上で、「契約するつもりはないので、電話しないでほしい」旨をはっきりと伝えましょう。契約しないことに理由はいりません。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報 第89号 平成22722日より

ゼーレの眼目

わからないものはわからないものとして扱わなければならない。その場の雰囲気とか空気とはたいがい、契約をさせられるほうが不利に働く。その場から逃げたいための苦し紛れな行動は、結局高くつく。

高齢者、年長者を食い物にし、威圧をしながら契約にもちこむ、正規ルートの行為ではない。

AEGIS シリーズ全編及び「ゼーレの眼」と画像
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