28 アシュラリスト 中庸と曖昧
民主主義と背反するパワー、それでもパワーは必要だ。
面罵・罵倒を乗り越える排除の論理、信念と真実をより念じる覚悟を胸に抱く。
今は「何らかの仕事をするためのトレーニング期間なのだ」、どんな仕事かは明らかにされない突然確変を帯びた突沸。いまは蛮勇引力を信じるしかない、身を任せるしかない。金は天下の回りものというが、同窓会はプライスレス、金で買えるものではなく、運命のようなもの。
「様々な苦悩は次に起こりうる善きものに近づく展開を待つための諸準備」
だから、じっと、じっくり、ゆっくり耐えなさい。
あっ、なんだこんなことだったのって思える日がきっとくるから、どんなに苦しいことだって…。
ゼーレの眼
「中庸」はアリストテレスの徳論の中心概念とされる。理性によって欲望を統制し、過大と過小との両極端の正しい中間を定めること。そこから、「勇気」とは、理性によって明らかにされた具体的な事情を考えた上で、卑怯と粗暴との中間であるということ。
AEGIS シリーズ全編及び「ゼーレの眼」
転載、コピー等はご遠慮ください。
Copyright(c)2007-2010