24 アシュラリスト 代理処罰
プライオリティー(priority)に振り回され、行き止まりの逍遥(promenade)。
プライドを処罰せよ。
言葉で眼を浄化させよ。
人は見ること(1日約2万件)より多くを聞いている(1日約4万件)。聞いているより多く考えている(1日約6万件)。
見るより聞く取り組み。
聞くより考える取り組み。
泣くより笑う取り組み。
疑うより信じる取り組み。
ユーモアとルーモア(噂)の距離感の弥次郎兵衛(a balancing toy:釣合人形)。
精神の奇跡。
本番寸止め真剣なエキジビジョン(exhibition)的恋愛。
風まかせ、運まかせ、人まかせ。そして、夢まかせ。
寂しくない、淋しくないぞ、かかってこい!俺は逃げない。値千金の魂。
あんたは嘘つきなんだもの、友達にはなれないよ。
あんたはいつか処罰されるさ。しかし、実行するのは僕の仕事じゃないさ。自分自身に処罰される、1つの嘘をつくと、その嘘を守るため、また別の嘘をつく、嘘のチェーンリアクション。自分の嘘に縛られ、がんじがらめでそのうち身動きできなくなる。それは身から出た錆。それに気が付き、適切な行動が出来たとしたら、救いはあるさ、代理処罰も消滅する。早く、真実の仲間になりなよ、みんな歓迎するよ。
盲目的なる搾取、覚醒した錯覚。俺、何を書いたらいいのだろう。
自分にピュアなものを書けばいい、自分が楽しくなるもの、自分に忠実なるものを書けばいい。世界観はわずかな変化で大きく転換する。偶然は演出が必要。偶然は精巧に作られた構築物。偶然は比較されるのを嫌う、いつも唯我独尊的存在。今をきっちり生ききる、生き抜く。
いくつもの真実の伝え方を見つける。量が多いわりには伝わらない愛。伝える愛、伝えたい愛。前者は真実、後者は執着。混在しながら、常に悩みを産み出し、時代性と恋をする。
本当に伝えたいことって何?明るい太陽…太陽は明るいさ、そして温かい。
伝えたいって、それ?考え続けることは輝き続けるということ。
まず、創る、考えはバリアになる。考えは後付けでいい。創ったものを輝かせる思考。
実現性と整合性の間をさすらい、さ迷う。優しい恋愛は忘れない。
傷つく恋愛は消えない。いずれも記憶であり、誰に責任もない罪である。
飾る真実と飾れない真実。
ときめきの坂を登れば君に会える。きっかけだけならいつでもつくれるのに…。
恋の行方はいつも黄昏時、陽が昇るまで待ってはくれない。
「はじかみ」になれよと、魂はそよぐ 。
身勝手な奴らに身勝手と言われ、自らルールを守らない奴らから、初耳のルールを強要される。気配りを要求されながら、余計なことをしてはならない、反論も言ってはならない。
従って俺は黙って堪えている。
「忍辱」の鎧は何のため、真実のためか、阿修羅のためか…。どこでも戦場、いつでも地獄。こうして、お仕着せの押し付けと身勝手の対立が続く。トリック・オア・トリート(trick or treat)。
それでも、心にあの女(ひと)を…。
義理も人情もすたり、右目で約束し、左目で裏切る。
荒涼とした大地を裸足で歩く。
涙を流しながら、あの女(ひと)を想う。
さぁ、彼女に漕ぎだそう、ちいさな船一艘で!詰めこめないほどの愛を抱え上げて…。
途中で投げ出して諦めてしまうから失敗する、できるまで諦めずにやり続ければ成功しか残っていない。
ゼーレの眼
代理処罰は、外国人犯罪をその国の法律で処罰すること。第一次的には日本で直接起訴できればいいが、こんな時、日本が犯罪人の引き渡しを求められる条約を結んでいる国は少ない。代理処罰は次善の策だ。連れ帰り日本で裁けないから犯罪者の母国で公判が始まる。犯罪は一瞬だが、逮捕、処罰への道は牛歩。外国人犯罪の逃げ得という悪循環を生む。
☆
はじかみとは、古くは生姜、山椒の古称だが、今では芽生姜の酢漬けのこと。葉付きの新しょうがの新芽の部分を整形し、湯に通して軽く塩を振って冷ましてから甘酢に漬ける。酢と生姜の色素が反応して全体が淡紅色になる。はじかみはその見た目から「筆生姜」とも呼ばれ、主に焼き魚にそえる。
焼き魚を食した後、後味を消すためのもの、次の料理に味覚を備えるものという。
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仮装した子供たちがハロウィンで「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と言いながら近所の家々を訪ねて回る。
AEGIS シリーズ全編及び「ゼーレの眼」
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