居場所と新しい回路 by AEGIS
平成21年メッセージ
関係者各位
新年のご挨拶が遅くなり、申し訳ありません。本年もよろしくお願いいたします。
年末から今年にかけてのSWANの活動
08/12/27 映画「風のダドゥ」(中田新一監督作品)の試写会:「居場所研究会」主催。試写会後、監督・スタッフと討論。今後、自主上映イベント等企画予定。映像によって癒されるシネマテラピーというジャンルの映画です。
出演:木村文乃、榎木孝明、勝野洋、萬田久子、犬塚弘ほか。
09/1/1~4 年越し派遣村キャンプ(千代田区・日比谷公園)にて取材兼ボランティア。元日の午後から気が付いたら現場で、様々な情報収集をしていました。100年に1度といわれるほどの世界同時大不況の一端を肌で感じてきました。
昨年の映画「風のダドゥ」試写会において、居場所研究会(メンバーは大田区社会教育課職員、区内NGO関係者、コーディネーター、大学教授等で構成)のテーマとなっている「居場所」というキーワードに惹かれた。
何気なく使う言葉だが、本当はそれがないと人を含め生き物にとって死活問題となる。それは様々な世代に、そして男女に関係なく、レーゾンデートル(存在理由)と密接に関係する、生きるための必然と要件が含まれる重要な問題提起であることに気づく。そしてそれを動かす「新しい回路」の創造。
私たちは意識するしないにかかわらず、適当か不適当、もしくは最適(全体最適か部分最適)かも考慮せず(いや分別理解不能か)、その2者を絶えず創造しては破壊して、作り変えもしくは並び替えをしながら生きている。それを運が良かった悪かったという単純化した上で情報処理し、自己投影後に、地均ししながら経験の海に投げ込む、これを「安堵」という。
今年の私のテーマも、それにしようと思う。時にはサーキットブレイカー(回路を遮断するもの)になる勇気を持って・・・。「居場所」と「新しい回路」の組み合わせで生き方も変わってくる。AEGISの内部に装着する準備ができたら、新しい仲間がそこに立っていた、そんな素顔のままの出会いだった、そんな感じだった。
AEGIS シリーズ
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