エーゲ海・地中海沿いの村の暮らし

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先日は恒例のトルコ滞在許可証(イカメット)の更新へ行って来ました。

 

トルコでの滞在許可証の取得は住所を登録している町の移民局にて取得できます。

最近は外国人も益々増えたことから大都市のイスタンブールやイズミルでの

イカメットは取得が難しくなったとも良く耳にします。

 

 

私は南トルコのフェティエに住所があるのでそこでの更新になるのですが

フェティエもイギリス人の移民がもともと多い場所ではありますが

去年よりさらにロシア人もすごく増えて、

イカメット更新の際の面接日の予約が取れず(1月上旬の時点で)

実際にイカメット期限が切れてから3ヶ月先の3月末まで先延ばしに。

ちなみにその間は不法滞在扱いとなるのでもしトルコ国外を出たい時は罰金を支払っての出国になります。

 

結果から言うと、、、

3/27に更新の予約を取り、それまではトルコで普通に暮らして

更新日に無事に1年の滞在許可証は取得できました。

(まだ手元には来ていないけれど、、、)

 

本当にトルコにおけるこのような書類の手続きはシステムが整っていなくて

行く場所はもちろん、窓口のどんな係員の人に当たるかでも随分対応が異なって来ます。

全然協力的でもないやる気のない係員もいれば、

丁寧に色々と調べてくれて教えてくれて助けてくれる係員もいたりで。

 

と、これまでの経験を書き出したらきりがないので書きませんが

滞在許可証の更新や取得については"グッドラック GOOD LUCK" としかアドバイスできません。苦笑

 

そんなこんなの滞在許可証の更新ですが

私のようにトルコ人夫がいて、トルコ語もある程度できて

こんなにいつも何かしらスムーズに行かないのに

トルコに旅行で滞在している英語しか話せない外国人にとってはもっと大変かと思います。

(イスタンブールでは移民局の人が英語も話せなかったりします。)

 

先日、イカメットの更新をしている最中に

フェティエには珍しく日本人の方がいて何かお困りの様子。

夫が手助けをして、、、

(結局彼はイスタンブールに住所があったのでフェティエではどうにもできなかったのですが)

 

そのあと私のイカメットが無事に更新できたお祝いで海辺でビールを飲みに行き

お話を聞いていたら、、、びっくりしたし黙ってはいられない話題が!!!

 

と言うことでブログで状況をシェアしたいと思います。

 

滞在許可証(イカメット)を取得するとトルコの銀行口座を開設できるようになります。

 

トルコにはいろんな銀行がありお好きな銀行を選べますが

イスタンブールの移民局ではVakif (バクフ)銀行を勧められるらしいです。

 

 

なぜかはわからないけれど政府の銀行だからかな、、、???

 

それはさておき、

トルコでの銀行開設の際に必要なものは

◎パスポート

◎イカメット

◎トルコの携帯番号

 

これのみです。

口座開設する方へ、、、

これ以上は必要ないです。

 

と言うのも、、、

彼はバクフ銀行で口座開設する際に初期費用を3000リラ(日本円で約2万円くらい)

請求されて支払ったと言うのです。

口座を開設するのに初期費用も何もかからないので夫は驚いて

一体何のための費用なんだ?と言うことになり

彼は支払った際のレシートも持っていたので一緒にバクフ銀行へ聞きに行くことに。

 

 

 

銀行では窓口にてその旨を尋ねたら

係員の人は目をそらし急にアタフタとして質問にも答えられず

マネージャーが上にいるからそこで聞いてくれと。

 

マネージャーとも話をしたら、、、

どうやらこのバクフ銀行は銀行の何らかのサービスに登録させて顧客をゲットできたら

ポイントとして賞与のようなものが稼げるらしくて

よく分かっていない外国人には口座開設の初期費用ということにして何かしらのサービスを売りつけてるらしい。

 

マネージャーも夫の質問に対しては答えられないけれど、

バクフ銀行ではそのように仕事として教えているらしく

トルコ国内中のバクフ銀行では外国人だけではなくてよく分かっていないトルコ人に対しても

このような詐欺行為が行われていることが発覚!!! (驚 !!!!!)

 

結論から言うと、、、

よく分かっていなくてもサインをしてしまったら理解して承諾したことになるので

支払ってしまったものは残念ながら取り返せないから終わったことで仕方がないのですが

少なくとも余計な被害を減らすためにもトルコでの口座開設では

初期費用や費用は一切かからないことを知らせる必要があるかと思いました。

 

残念ながら悪徳行為とは分かっていてもそこを突っ込んで止めることは難しいですが

前もって知っていたらそこについて疑問が持てますから。

それが分かっていたらこのようなことにはなりませんから、、、。

 

しかし驚きなのはさらにバクフ銀行は政府の銀行なのに、、、ってことも。

 

 

 

 

ちなみに私はイシュ(Is)銀行を使っています。

イシュ銀行はトルコの父、アタトゥルクが作った銀行です。

(私の街にはイシュ銀行しかないのもありますが。)

特に可もなく不可もなく、困らずに使用しています。

 

そんなこんなでトルコにて口座開設をしようと思っている方が

もしこの記事を読んで下さっていたらと思いブログに書きました。

 

おまけの画像は、、、

 

 

イカメットの更新でトルコの家族の家でお世話になり

その時のお母さんの美味しい卵料理メネメンとトルコの朝ごはんの様子です。

 

チーズにオリーブに手作りジャムや蜂蜜、タヒンソースと盛りだくさん !!!