大震災などの発災時に避難受け入れ先となる学校で、対応訓練が行われている。横浜市鶴見区の市立岸谷小学校では、8月31日、9月1日に「防災キャンプ」を実施。「地域は地域で守る」を合言葉に、PTAや自治会、区役所、消防署とともに同校の6年生54人が、避難者の受け入れや炊き出しなどを主体的に学んだ。
「震度5強の地震が発生。一部の家屋が倒壊、けが人も出ている模様」という設定で訓練はスタート。体育館を避難所とし、増加する避難者の確認や食料の支給などに取り組んだ。
参加者は四つのグループに分かれ、(1)毛布と物干しざおで作った即席の担架でけが人を運ぶ訓練や自動体外式除細動器(AED)の使用(2)テントや簡易トイレの設営(3)夕食となるすいとんの炊き出し(4)避難者の受け付けや地域独居者の安否確認―などを行った。
避難者の受け付けを担当した児童たちは、体育館での避難スペースの区分けについて協議。「1人ずつのスペースを確保した方がいい」「同じ町内会の人同士が近くになった方がいい」などと案を出し合っていた。
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