「弘前さくらまつり」を開催中の弘前公園で2日、県外から来た60代女性が心肺停止状態で倒れた。まつりのアルバイトスタッフで弘前大教育学部3年(20)が園内の自動体外式除細動器(AED)を設置後初めて使って救助。AED到着まで居合わせた観光客が胸を押し続ける「命の連携プレー」で意識を回復し、一命をとりとめた。 弘前消防本部によると、女性は同日午後2時15分ごろ、北門そばのトイレで意識を失って倒れた。同園では3年前からまつり期間中にAEDを4台設置しているが、使用は初という。「高校時代、保健体育の授業でAEDについて習ったが、実際に使ったのは初めて。意識を取り戻したと聞いてほっとした」と話した。 同本部の警防課長は「救急の蘇生措置が適切だった」と絶賛。「弘前は4日連続の夏日。日程に余裕を持ち、水分をこまめに補給しながら散策して」と来場客に呼びかけている。