<英サッカー>ボルトンのムアンバ、回復の兆し17日に行われたサッカーのイングランド協会(FA)カップ準々決勝のトットナム戦中に心臓発作を起こして倒れ、危篤状態となっていたボルトンのMFファブリス・ムアンバ(23)が、回復の兆しを見せている。試合中に心肺停止になりながら最悪の事態を回避できた背景には、両チームの医師らの適切な対応や、過去の反省に基づいたリーグの対策があった。
ボルトンの発表によると、ムアンバは試合2日後の19日には自力で呼吸できるようになり、20日には見舞いに訪れたチームメートや関係者と言葉を交わすまでに回復した。
地元紙などの検証報道によると、前半41分にムアンバがピッチ上で倒れた時、即座に両チームの医師や救急救命士ら計6人が駆けつけ、心臓マッサージや人工呼吸などの処置を行い、自動体外式除細動器(AED)による蘇生も試みた。7分後に救急車が到着すると、そのまま処置を続けながら心臓専門の病院へ搬送した。
突然の心臓発作は予見が難しく、ムアンバも昨夏の検査では心臓に異常がなかったという。だが心臓専門の医師らはムアンバの事態後、新聞やテレビを通じて、検査によって異常が見つかり予防策が講じられる事例も多いとして、特に若いスポーツ選手は積極的に検査を受けるよ う呼びかけている。