心肺停止状態に陥った人の心臓に電気ショックを与え、拍動を再開させて救命する自動体外式除細動器(AED)の一般使用が2004年7月に認められて以降、使用方法を学ぶ消防署主催の講習を県内で受けた人は、少なくとも延べ11万9千人に達したことが、琉球新報の調べで分かった。

 09年に久米島で、運動競技中に意識をなくした50代男性に対し、居合わせた20~30代の男女が心肺蘇生(そせい)法とAEDの使用を施し、意識を回復させた。07年9月には、竹富町小浜島のリゾートホテルで47歳の女性が心肺停止となり、ホテル従業員がAEDを使用して意識を回復させた。

<用語>AEDの一般人使用
 2004年7月に認められた。全国で毎日100人近くが心臓突然死しており、その7、8割が、電気ショックで心室細動を除去すれば、命が助かる可能性があった。ただ除細動が1分遅れるごとに救命率は約10%ずつ低下する。通報から救急車到着まで全国平均で7~8分かかるため、居合わせた一般の人の処置が重視されている。

AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
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