沼津市大岡の沼津高専で、心肺停止した寮生の生命を仲間が連係プレーで救った。救命講習の成果を生かし、心臓マッサージとAED(自動体外式除細動器)で蘇生に成功。同市北消防署の署長が先月30日、同高専の寮生会に感謝状を贈った。
24日午前6時50分ごろ、同高専のグラウンドで寮生同士でサッカーの試合をしていた時、副寮長(4年)がシュートを放ったあと座り込むように倒れた。仲間が駆け寄ったが脈も呼吸もなかった。
「AEDを持ってきて!」と叫び、講習で習った心臓マッサージを始めた。AEDを持ってきて操作。その間に携帯電話で消防に状況を説明し、救急車を最短距離で現場へ誘導した。
病院で治療を受けたが後遺症もなく、現在は検査入院中だ。
消防署長は「救命の連係の素晴らしい事例」とたたえる。市消防本部によると、市内で一般市民がAEDを使って救命したのは初めて