命かみしめ最後の夏 胸に打球、AEDで生還の飛翔館主将
高校野球の試合中に打球が胸に当たり、一時心停止状態に陥った大阪・飛翔館(ひしょうかん)高校3年(17)が、主将として最後の夏を迎える。
 事故が起きたのは昨年4月30日の春季大阪大会、桜宮戦。投手だった 3回に強烈なライナーを左胸に受けた。駆けつけた父(42)の腕の中で呼吸が止まり、体は冷たくなった。「もうあかんと思った」 しかし、観客の中にいた救急救命士がAEDを使って措置を施すと、息を吹き返した。母(42)は「病院で奇跡やと言われた」と振り返る。
 上野君には、打球を受けた直後から救急車で搬送される途中までの記憶がない。チームメートが泣き崩れ、試合を棄権したことは入院中に聞いた。彼らは毎日、病院で励ましてくれた。医者には「3カ月の安静が必要」と言われたが、約1カ月で練習に復帰。心配された後遺症もない。
 今年4月、部員の投票などで主将に選ばれた。不安もあったが、副主将2人の「おれたちが支える」という言葉に背中を押された。

飛翔館高校は今年の修学旅行にシンガポールに行きました。
もちろんAED持参です。
最近海外修学旅行にAED持参が増えています。