【救急】
岡山市:AED設置場所、HPで公開 非常時“役立つサイト”に /岡山
AED(自動体外式除細動器)有効活用のため、“官民”を網羅した設置情報を広く知らせる体制づくりを岡山市が進めている。従来はAEDを備える市有施設の名称のみを市のホームページで公表していたが、企業など民間施設での設置情報も含めて提供することで緊急時に備える。県内初の試みで、全国的にも先駆的という


 ◇岡山市、体制づくりへ 携帯電話でも検索、情報提供求める
 AEDは致死性の不整脈の状態を、心臓に電気ショックを与えることで正常に戻す機器で、特別な知識を持たない人でも使える。

 市保健管理課によると、市は市役所や学校など市有161施設にAED162台を設置済み。しかし、設置には届け出の必要がなく、県有施設や会社、商店などでの設置状況は「まったく分からない」(同課)のが現状だ。


このため、AEDによる救命処置が必要な事態になっても、設置場所をすぐに調べる手段がなかった。
 同課は「AEDの必要性が高まり、一般にも認識されてきたのに、どこにあるのか分からず使えないのではもったいない」と考え、民間施設の設置情報を集め始めている。3月下旬以降、緊急時に無償で利用できるAEDの設置場所や台数などの情報を市ホームページに掲載する予定だ。

 併せて、外出先からも設置場所を調べられるよう、携帯電話での検索もできるようにする。現在位置から最も近い設置場所までの地図検索も可能になる予定で、非常時に“役立つサイト”を目指す。