JR東海、西日本は25日、東海道・山陽新幹線の全駅で来年3月までに、心臓蘇生の救命機器である「自動体外式除細動器(AED)」を設置すると発表した。

 AEDは、致死性の不整脈である「心室細動」を起こした人に電気ショックを与えて心臓の動きを正常に戻す機器。ホームや改札口などに置き、駅員を対象に使い方の講習も進める。JR東海は在来線の東海道、中央両線の計8駅でも来年3月までに設置する。

 東海道新幹線では東京や名古屋、新大阪など4駅に設置済み。名古屋駅や新大阪駅では、看護師や駅員の手で電気ショックを与えた例もある。


心臓震盪(しんぞうしんとう)も知っていただければ幸いです。
◇心臓震盪しんぞうしんとう(commotio cordis コモシオ コルディス)とは?
心臓震盪は胸部に衝撃が加わったことにより心臓が停止してしまう状態です。
多くはスポーツ中に、健康な子供や若い人の胸部に比較的弱い衝撃が加わることにより起こるのですが、あまりよく知られていません。

比較的弱い衝撃:胸骨や肋骨が折れるとか、心臓の筋肉が損傷するような強い衝撃ではありません。子供が投げた野球のボールが当たる程度の衝撃で起こります。心臓の真上あたりが危険な部位です。

心臓震盪は衝撃の力によって心臓が停止するのではなく、心臓の動きの中で、あるタイミングで衝撃が加わったときに、致死的不整脈が発生することが原因と考えられています。
あるタイミング:心臓の収縮のための筋肉の興奮が終わり始める時で、心電図上でT波の頂上から15-30msec(ミリ秒:15-30/1000秒)前のタイミングです。
致死的不整脈:心室細動といって、心臓の筋肉が痙攣している状態となり、心臓は収縮できず血液を送り出せません。つまり心臓が停止している状態です。
今 学校にAEDが普及しつつある大きな理由の一つでも有ります。

アメリカでは2002年に128例の心臓震盪症例のデータが集積されましたが、多くは18歳以下に起こっています。子供は胸郭が軟らかく、衝撃が心臓に伝わりやすいからです。野球やソフトボール、アイスホッケー、ラクロスなどの球技や、アメリカンフットボール、サッカーなどコンタクトスポーツにおいて発症していますが、日常の遊びのなかでも起こり得ます。ドッヂボールやサッカーボールの胸でのトラップなど大きく柔らかいボールでは発症しないようです。日本では報告もほとんどなく、実態を把握できていません。

私たちが知り得た日本国内の症例は12例(2005年5月31日現在 過去の症例加えると数が不明!)で、野球のボールが当たり発症したのが7例、ソフトボール(革製)が1例、拳が1例、手掌が1例、肘が1例、バットが1例です。10例が17歳以下の子供に発症しています。この中に、心臓マッサージと早期除細動処置により心拍が再開し、社会復帰した人が二人います。また、1例は心室細動ではなく、完全房室ブロック(脈が遅くなる不整脈)でした。
胸郭:胸の中央にある縦長の胸骨や肋骨などで、発育過程の子供は軟らかくたわみやすいので、衝撃が心臓に達しやすいと考えられます。

AED(自動体外式除細動器)とBLS(一次救命処置)を皆様に知っていただければ幸いです。
みんなが バイスタンダー(身近な救命者)になります。
「一般の使用も可能に心停止時の除細動器」 心臓が止まった人に、電気ショックをかけて心臓の鼓動を再開させる「除細動器」を、一般市民にも使えるようにする方針を厚生労働省が打ち出した。 けがや病気の人の命を助けるために、最も近くにいる一般市民が手当てを始め、救急車が搬送、病院での治療につなげる「救命の輪」の一環としての意味も大きく、今後除細動器の使い方の講習など普及方法が鍵です。

最近は飲料メーカも社会貢献をしていますね。 
でも企業なので 自社の自販機を普及したいという意図はあるみたいですね。
AEDも普及してほしい。
○AEDを導入したい でも 予算が?  
であれば 自販機を入替えればリスク無しにAEDが導入できるわけですね。

ハートプラス マーク
 「内部障害・内部疾患」というハンディがこの国ではまだ充分に認識されていません。
 身体に不自由があっても、外観からは判らないため“自宅で”“電車の中で”“学校で”“職場で”“スーパーで”
 「辛い、しんどい」と声に出せず我慢している人がいます。
 一般社会にそんな人々の存在を視覚的に示し、理解の第一歩とするため、このマークは生まれました。
 病名、症状、障害団体の枠を超え、広がっています。
ハート・プラス・マークは内部障害・内臓疾患を示すマークとして作られました。
個人で身につけたり、自動車に貼付するのは内部障害者・内臓疾患者に限らています。