お天気が崩れて

一気に涼しくなった大阪です。

如何やら週末は生憎のお天気様子。

自転車は何時からはじめるのでしょうか?

 

そのうち(笑)

 

そんな雨の大阪

 

朝からワチャワチャやっとりまっせ~

コケ玉をベランダに整列させてみた

今年の厳しい暑さで古い3つは少し色が悪いです。

上は元気なんですがね。

先日中入りした3つ

此方は若い

綺麗な緑色です。

 

やっぱり雨が似合うコケですね。

降り過ぎは駄目ですが…

 

 

 

1964年生まれの私達夫婦

妻は6月 私は9月

少々妻の方が姉ですが背は小さい

 

あっ 関係ないか(笑)

 

半年ほど前に私の道場にOBがふらりと来ました。

私が初めて指導をした代のOBです。

30才 アサラーになってます(笑)

 

今日は先生にお話があって来ました。

先生今年還暦を迎えられますよね?

僕に還暦の祝いをさせて下さい

 

えーーーーーー!

そんなんしてくれるの!?

やって やって~~

 

そんなノリでその時は話が終わりました。

 

 

後日9月28日に開催します

連絡がありました。

 

 

そして先日

私達夫婦の還暦を祝う会が行われました。

 

誰が来るかも分かりません

偶に道場に顔を見せてくれるOB,OGがいましたが

ほぼ中学3年生以来です。

 

妻とは

扉を開けて1~2人やったらどうする?

いやそれでも私達の還暦を祝ってくれる気持ちが嬉しいやん…色々(笑)

ドキドキしながら会場に行きました。

 

もちろん着る場面が難しい

長男から貰ったTシャツも

この時の為だったようです。

ちゃんと司令通り着装して行きましたよ(笑)

 

18時に到着

先生まだ入らないで下さい!

この日の幹事が入り口で待ち構えてました。

 

外で待たされること数分

 

なんか中が騒がしいで

沢山きてくれてるぽいな

ほんまやなぁ~

 

先生どうぞ~

 

扉を開けた途端

不安なんて吹っ飛び

妻は泣き出しました。

私も釣られそうになりましたが

そこは堪えて

 

おおおおおお!

有難う 有難うな!

 

口々に

先生還暦おめでとうございます!

お祝いの言葉が降り注ぐてこんな感じなんや

 

とにかく乾杯を先にしよう!

 

長男が音頭を取り乾杯

ここからは無礼講ですよ

 

話題は

阿呆みたいに厳しかった稽古

そして私の理不尽さ

これに尽きるよな!

 

皆んな大爆笑

 

この一期の子供達(当時)

私が道場を引き継いで最初の子供達です。

ハッタリと知ったかだけで突っ走た時代です。

 

無茶苦茶やったよな

何時も「おっさんやってみろや!」

「ボケた稽古をやらしやがって」

なんて思ってたとか(笑)

 

でもこんな事が大笑い出来るのは

皆でその厳しさを乗り越えたから

笑い話になるんですよ

 

 

何も知らない剣道知識0のおっさんが

何故道場を引き継ぐことになったのか

初めて皆に話しました。

 

大人の事情で前任者が指導に来れなくなり

道場が解散の危機を迎えてた事

 

そして君達がいたから私が引き継いだ事

何故引き受けたのか?

 

同じ武道である柔道で培った知識がある

それを伝えようとした事

取り組み方なら伝えれる

術では無く道を伝えたい

 

違う畑の出だからこそ

分かる事があるんじゃないか?

 

 

何処に行っても通用する人間を育てたい

厳しい事から逃げない

そんな思いで厳しい稽古をしていた事

 

教え子たちは口々にその時の厳しさが今に役立ってます~

嬉しい事を言ってくれてました。

 

 大人になったなぁ~(笑)

今の時代ならアウトやけどな(笑)(笑)

 

当時は君らの方が剣道の知識もあったのに

何故私に付いてきてくれたのか尋ねてみました。

 

先生は一日たりとも休まなかったですよね!

考えてみたら20年は休んで無いわ(笑)(笑)

見る所は見てるんですね。

私も必死でしたから^^

 

でもこんな状況で文句の一つも言わずに

私に預けてくれた親御さん

そして不満はあったろうが休まず稽古に来てくれた

君達に感謝やで~~~

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ

宴も御開きの時間になってしまいました。

 

色紙   ちょっと若いな(笑)

メッセージと花束

 

最後に私からのお礼を伝えてた時に

遂に堪えてた涙が溢れてきました。

 

今日の為に東京から二人 名古屋から一人

態々新幹線で駆けつけてくれた事

そしてこんなに集まってくれた事

一気に涙に変わりました。

 

そして全員で記念撮影

またみんな元気で再開できる事を祈って

私達は帰りました。

 

 

 

25年のあゆみ

これが終わりではありません

これからは君達が道場に帰えって来る番です。

私達は君達の帰る場所を守って来ました。

次は君達が守る番です。

 

長きに渡り続いた私達の歩みもいよいよ最終章へ

立派になった教え子達が控えてます。

思い残す事はありません。

 

でも、あとちょっと頑張ってみる?

 

あはは~

時の流れに身を任せるかね。

 

 

最高の時間をありがとう!

 

 

 

おわり