板金塗装と言うか板金修理の諺で

パテ盛3年研ぎ一生

と言う言葉が有るが

それ位パテ研ぎは難しいと言う事

だから最近の板金屋は修理より交換がメイン

板金屋と言うより交換塗装屋と言う表現が合っていると思う

修理時間当たりの利益と交換時間当たりの利益を天秤に掛けると交換の方が遥かに

利益が出るという理由もある

昔の板金塗装屋は修理がメインなので

職人職だったけど

今は板金修理もやらない調色もやらないという店もある

趣味で始めた頃は缶スプレーなので調色なんて言葉は無かったが

最近は古い車も多いので調色しないと全然色が違ってしまう

新し目の車は調合表通りでまず間違いないが

★何時もはプラサフ研磨終わってから調合するので、納期が迫っていると調色の時間は殆ど取れない

今回はパテ盛と同時進行で調色もやったことが裏目に出た!?

のかもしれないが

今回の色はかなり違ったので

調色する事にした。

まずは正面

右から

左から

今回の色はタイガーアイブラウンと言う色で

見る角度によってかなり色が違い

テストピース7枚作って

ほぼ同じ色が出来たが

直射日光と蛍光灯では色味が微妙に違い

更にアドミラの利点が逆にネックとなり

調色にかなりの時間を要した。

アドミラの利点はメタリックの並びが自動と言うか勝手に調整される事

これが今回ネックとなり

時間を無駄にしたし塗料も無駄にした。

塗った直後と翌日、翌々日では微妙に色が変わる

今回は粗いシルバーが入っているのでそのせいなのかもしれない

粗いけど原色名は荒目と言うのが面白い

結局基本通りの調合が一番色味が良く

無駄な時間を使ってしまった。

いい勉強になったと思えば

今回の件は

無駄な時間では無かったと思えるだろうな(笑)