今週は色々忙しくて

ノーランウィーク確定なので

本業ネタ

キャリパーの錆も酷かったが

スライドピンもかなり錆びていた

当然下が正常なピン

今回の車両は役所の車なので

色々な修理工場で車検整備を行っている為

問題が多い

つまり

ヘタッピな整備士が整備してる可能性が高いと言う事

年下は勿論年上でも、よくこんなレベルでやってるなと言う整備士も居る

本来なら車検毎にピンをグリスアップしていれば防げる問題だが

規制緩和後はやる必要も無いので

こう言った事例が多い

スライドピンが錆びて固着するとどういった問題が発生するかと言うと

パッドの偏摩耗

左右で摩耗差が出る

4年毎にキャリパー・オーバーホールしてれば、偏摩耗は絶対に起きない

規制緩和の弊害

(規制緩和前でも手抜き車検だとこうなる。昔のマーチは物凄く偏摩耗が多かった)

スライドピンがこれだけ錆びていると

シリンダー側も当然錆びている

非常にピントが合わせ難い

こっちの方が分かりやすいか

ピンはペーパーで修正

錆が深く虫食いがあるがこのレベルなら問題なし

そしてシリンダー側の錆を落とすには

ドラムブレーキ用のシリンダポリッシャーを使う

1分位回して

錆を除去

こう言った内面修理はユーザーには分からないから

修理代を見てもピンとこないでしょう

車が古く成ればなるほどこういった作業が増える為

車検整備料は高くなります。