最近はメッキリ少なくなったタイミングベルト交換

国産ガソリン車はほぼ100%金属製のチェーン

若いディーラメカはタイミングベルト自体知らないのでは!?笑

ディーゼルがかろうじてベルト

2tクラスならギヤだが2000ccクラスでギヤはコストが高くつくのか何処のメーカーもやってない

※ハイエースは噴射ポンプはギヤだがカムはベルト

と言いつつ

オートバイは400ccでもカムギヤ駆動だったりするんだよな

ホンダは結構昔からギヤ

そんな事はどうでも良いけど

市から依頼された

車齢21年でそこら中からオイル漏れ

タイベル交換ついでにオイル漏れも修理

部品追加で直ぐに来ないので

修理中断の空き時間で暇なのでとりあえず書く

お客に説明ついでに撮影

※タイベルのみならエンジンマウントそのままで行けますが、今回オイルポンプのナットが硬くて緩まなかったので、インパクト入れる為に(エンジンをずらす為)、マウントボルト外してジャッキ掛けました。

整備の基本は締めるのはゆっくりトルクをかける。緩める時は瞬間的に高トルクでが基本

ケースバイケースなので全てには当てはまりませんが

どんな修理やってるかは分からないので

金額掛かる時は写真添付してます

昔から

以前も書いたがウチに入るのは多走行車か高齢車

たまに初回車検も入るが

滅多にない

昔懐かしスターレットの最終型EP91

E型エンジンはタイベル交換はカンタンな部類なんだが

ABSが付いたりと少しメンドクサイ

オイル漏れして無ければ5W-30でも良いっちゃあ~良いが

21年前の車にウチだったら5W-30は入れない

けどGSは平気で入れちゃう

(無知だから 笑)

タイミングカバーを外すと

オイルがべったり

これはロワー側

アッパーは

パーツクリーナで清掃してしまったが跡はある

一番の主原因は

ここ

ヘッドカバー合わせ面の角

カムもその隣のメクラ蓋からも少量だが漏れているのでついでに交換

次に多いのが

オイルポンプオイルシール

クランクは抜いた後に撮影

A型ならクランクに内臓されているのでポンプ単体は無いが

E型は何故かある

C型ディーゼルもオイル漏れが多くディーラー時代はかなりやった。

ポンプAssyでやれとオイルシール単品で出なかったが、オイルシールのみ交換してたのでポンプがドンドン貯まっていた

ここまで漏れてると

●ヘッドカバーパッキン交換

●プラグチューブオイルシール交換×4か所

●カムシャフトオイルシール

●カムシャフトオイルシールメクラ蓋

●オイルポンプオイルシール

●Fクランクオイルシール

とこれだけの交換作業が増える

タイベル交換と同じ位オイル漏れ修理工賃が掛かる

誰でも車検整備は安くやりたいのは当たり前

やってる俺たちもなるべく安く仕上げたいと思うのは当たり前

けど

年式が古い車は修理内容が多いので

初回車検の様な訳にはいかない

今回の担当者は理解力のある人なので納得は一応してるみたいです。