3tのエアージャッキが勝手に下がると言う現象が出たため

これはヤバいなと思いつつ

オイルを新品にすれば多少良くなるかと思いきや

更に症状が悪化

考えられる原因は

図まで載せます(笑)

1、誰かが安全バルブを弄った

2、リリースバルブ不良(黄色丸印)

3、バイパスボール当たり不良(赤丸印)

の三点

安全バルブを緩める方向に回せば同じ様な症状になると言っても

上がりも遅くなるハズだから違うかな?

思ったけど

誰が弄ってるか分からないので

それかと思ったけど

開業時から使ってるジャッキなので

(つまり22年、使用頻度は低いが年数が年数なので)

フルオーバーホールやっても良いだろうと

分解開始

まず怪しいと思ったのが

リリースバルブ当たり面

これは想像以上に酷く荒れていたので

コイツに間違いないと

この時点では思った。

ちなみに

ボディ一体タイプなので根性で削るか

Assy交換しかない

Assy交換なら多分新品の低床ジャッキが買える

エアーは無理(笑)

銅製のバルブも深い傷が入りこれでは圧力が保持できないなと

しかし

この位なら

あんなに速くステップが下がるハズが無い

犯人はコイツでは無い

そしてピストンを抜くと

ピストンオイルシールがボロボロ

コイツが犯人だ(水色四角部分)

※第三候補のバイパスボールは叩いても蓋が外れず結局分解出来ず

リリーフバルブも多分1時間とか経過すれば多少下がると思うが

1分位で目視で分かる下がり方なので、相当の圧力が漏れていたのはこれが原因だった。

運良く品番が刻印されていた

ODI 43.7 22.55 11

これが何を意味するのかと言うと

外形が43.7mm

内径が22.55mm

厚みが11mm

と言う事を表している

ベアリングの表記とは違うが代替品を探しやすいので助かるけど

果たして見つかるのだろうか!?

オイルシールも品番が刻印されていて

30 50 9

ピストンオイルシールとは順番が違うが

外形が50mm

内径が30mm

厚みが9mmとノギスで測った数値とほぼ一致

劣化して収縮しているのでコンマ数ミリは違うけど

代替品を探すならこの数値で良いと思う

果たして見つかるのだろうか!?

今は輸入品の高品質のエアージャッキもこれより安く買えるがとりあえず

(22年前は¥10万位した。)

探してみるか!!

訂正

ピストンシールの印が間違っていたので訂正版を載せます。

こちらの水色がピストンオイルシールの位置

載せる必要も無いと思うけど

間違った情報をアップするのは精神衛生上よろしくないので

アップしときます。