昨日走って率直に思った事を書き殴ります。

腐ってもバジーじゃ無くて

夏専用とは言えバジーシリーズは走りに重点を置いたシューズ

やはり、ザンテとは全く別物のシューズ

走りだして直ぐ思った事は

硬い

硬すぎる程ではないが、ザンテやBBで走った後だと硬く感じる

これは全てのパーツが硬く出来ているからだと思う

シューズ内が熱くなるのは、外からの熱では無く内からの熱

つまりシューズ内の摩擦熱が殆どだと言う事

これはLR TS Wに自作ソールを入れた時にも分かった事で

柔らかいインソール程熱を発生する

そんな事は本職のニューバランスは当然分かっているので

アウターソール、ミッドソール、インソールまで他のシューズとは別物

極力摩擦熱を発生させない作りになっている

かなりこだわって作られているシューズです。

ブリーズは

インソールからして薄く出来ていて2.5mmしかない

比べる為に上のソールはターサージール4のインソールこちらは3.5mm

レーシングシューズより薄いんですよ

ブリーズのソールは

そのお蔭で、反応が良くて物凄く走りやすい

ワイドソールの効果もあって安定感は抜群

どの位ワイドなのかLR TS と比べてみると

LR内側側面の写真

そしてブリーズの写真

ワイルドだろ~

ワイドだろ~

実際に測ると

こうやって一番幅が広い部分にノギスを当てて測定

約110mm

そしてLR TS Wは

約102mm

LR TS は2E、ブリーズはDとワイズが2つも小さいのにブリーズの方が8mm幅広い

速さの面では細い方が若干有利かもしれないが、安定性では幅が広い方が良いと思うので

硬くて広いソールのお蔭で安定性は抜群

その代りウレタンの上で走っても母指球に痛みが出た(笑)

運動公園はウレタンの厚みがあり(多分5cm位ある)

工業団地の公園は2cm位しか無いので、余り柔らかく感じない。

あちらを立てればこちらが立たずとクッション性と安定性の両立は難しい

ミズノのエニグマは相反するこの2点を両立しているらしいが

スリムが無いので、購入候補には上がらない(最低でもEワイズじゃないとダメ)

インソールの形状もかなり凝っていて

土踏まず部分の盛り上がりが半端ない

この盛り上がりはジャストフィットでは無く、後ろ過ぎる感じでこの点は残念

もっと前方に盛り上がりが有れば更にフィットすると思う。

当然インソールだけ盛り上がっているのではなく

シューズのアッパーも土踏まず部分はかなり絞られてます。

そして

このシューズの唯一の欠点!?

タンがメッシュで柔らかい為

シューズを縛る部分が圧迫されて、痛みが出る

緩めに縛るか当て布をするか

2段ハトメ縛りをするかで解決しそうだが、この点は気になった。

あと

踵のホールドはやっぱりイマイチ

それ以外は、気になる点は無かった。

勿論熱くて走り難いなんて事は皆無だったが涼しいとまではいかなかった。

ソールはとても耐久性が高いと思う

踵の外側がほんの少し削れたかな位

硬めのシューズが好みの方の夏場の練習用シューズにはうってつけでしょう

値段も安くなってるし