いよいよ6月の欧州出張報告もこれで最後、フランクフルト―成田便報告です!。
長かった(私が報告を長引かせていただけだが)欧州出張も最後のフライトになった。
JL408便 フランクフルト―成田で機材は787-9 座席は(私の大好きな)スカイスイート787
席は当然窓際の4A 向かって左側の席である。
ゲートに入ってから飲まず食わずだった過酷な撮影活動をウェルカムシャンパンで癒し、いよいよボーディングブリッジも外れて、滑走路に向かってタクシングが始まる。
ただ、このタクシングの間もターミナルからは見れない飛行機の撮影チャンスということで、一刻も気を抜けない。(この時も離陸までに約30枚の写真を撮っている)
そうこうしている間に滑走路から離陸となった。でも離陸中も常に何か見えないかと探っている。(この時は楳図かずおがちらっと見えた)
遠くにフランクフルトの街並みを見ながら上昇していく。
途中ミュンヘン空港の上空も通った。
安定高度まで行くと、ベルト着用のサインも消えて、食事が提供される。
ここら辺まで来ると、落ち着いて食事を楽しみたいのだが、ヨーロッパ空域は、全体的に過密で、すれ違う飛行機が見れることも多く、常にFlightRader24を立ち上げて、AWACS並みに周囲をレーダー監視しながら、近くを通る飛行機を写真に撮るためにピリピリしており、あまりお酒や食事を楽しむこともできない。。。
で、もう一つ今回のフライトでは、確認したいと思っていたことがあった。
3月、パリ―羽田のJL46便で同様に日本に戻る時、中央アジア当たり夜になったので、寝ていたのだが、ふと目を覚ますと、窓の外にもう一つのJALの機体が並走して飛んでいたのに気が付いたのだ。
大変距離も近く、おそらく高度差も200フィートぐらいの至近距離で、これほど近くに他の機体が見えたということはこれまでなかった!
ただ、夜だったので、真っ暗で、ライトの光しか見えなかったのだが、あとから見るとなんとなく尾翼っぽいものとか鶴丸が見えるような気がした。
これは大興奮の体験だったのだが、その後もずっと(とは言いながら見えたのはこの時だけだが)408便と46便は、日本まで前後に並んで飛んできていた。
で、一つ仮説が私の中で生まれたのだが、もしかして、JALの欧州便は、集団下校をしている(パリの46便、フランクフルトの408便)ではないかと思い始めた。
一緒に飛んでくれば、何かあったときに、他方の飛行機に見てもらったり、通信を中継したり、いろいろ連携ができる。特にウクライナ問題がある中で、不測の事態も起きかねない(要は下校途中に不審者が出たようなものだ)訳で、欧州から帰ってくるJAL便は実は、集団で行動しているのではないかという仮説である。
もしそうだとすると、この408便と46便の大接近のようなことは、度々起こる可能性があり、他のJAL便の状況も逐一モニターすべきであるということになる。
またこの408便遭遇の時には、私は右側に座っていた。逆に408便から見れば、左側に46便が見えるかもしれないので、408便では左に座るべきである!
という訳で、この仮説を証明すべく今回は左に座り、46便が見えないかとすごく期待していた訳である。
で、結論としては、、、
全く見えなかった。もしかしたらどっかで並走したのかもしれないが、寝てて全然気づかなかった。
しかし、46便と408便が集団下校しているということは再確認できた。示し合わせたように、時間を調整して、日本までの航路は近くを飛んでいた!
さらに、JALの欧州便としては、あとロンドン便やヘルシンキ便、もしくは関空に行く便とか複数あるというのも気づいた。
是非次回はここら辺の運行がどうなっているのか、全部合わせて集団下校しているのか、それとも班分けをしているのか。
そもそも登校の時も集団登校しているのか。
疑問は尽きない!
下校を見守る交通安全のおじさんのように、JALの集団下校をこれからも見守って(チャンスがあれば空撮して)行きたい!