最近段々涼しくなってきて、季節はもう秋。

にもかかわらず、またその後2回も海外出張に行っているにもかかわらず、いまだに6月の出張報告が終わらない。書きたいことがありすぎて、、、、

今回は、フランクフルトだ。

前回言った通り、4時間の飛行機撮影三昧を楽しむために、直行便ではなく敢えてフランクフルト経由を選択した。

 


フランクフルトはドイツ最大の空港であり、東欧圏のエアラインなどここでしか見れない飛行機も沢山ある。

 

欧州の近距離線はターミナル1に着くのだが、そこから長距離国際線のターミナル2にSkytrainというよく空港にある”ゆりかもめ”みたいなやつで移動する。

 

 


私はこのSkytrainにもちょっと思い入れがある。

私は、飛行機ダイキャストモデルというのもちょっと集めている。(ただ置く場所がなくなり、最近10年ぐらいは新しく買ってない)

集めるのは、Herpa社の1/500に決めている。

 


ダイキャストモデルは、きっちりテーストがそろっていることが重要であり、1/600や1/400や、複数のモデル会社のものが混ざっていると気持ち悪い。

Herpaはもともとドイツのミニカーを作っていた会社なのだが、飛行機ダイキャストも非常に丁寧に作られており、またタンポ印刷という技術できっちり塗装されており、それまでのデカール型の飛行機モデルを駆逐して、業界標準を確立した会社だ。

さらに、それを飾る空港ジオラマを作りたいと思ったのだが、家庭内で実権をもっていない私としては、こんな面積を取るものを家庭内に建設することは不可能である。

 


家族に見つからずに家庭内に空港を建設するためにはどうしたらいいかということを寝ないで考えた結果、机の引き出しに建設すれば、見つからないし迷惑にもならないということを思いついた。「引き出し空港作戦」である。

 


これを実行して、ヘルパの空港のマットを買って、引き出しに張って(ただし引き出しに変なでっぱりがあって、そこだけは気に食わないのだが、しょうがない。。。)飛行機を並べてみたのだが、空港と言えばいろいろな作業車や建物がないと形にならない。

 


そう考えていたら、ヘルパの空港アクセサリーというものが売っているのに気づき、それで空港の照明やボーディングブリッジ、建物や作業車などを買い集めていった。

 

 


うーん、空港らしくなってきた!

で、前置きが長くなってしまったのだが、この空港アクセサリーというものは、やはりヘルパがドイツの会社であることもあり、フランクフルト空港をモデルに作られている。

さらにこの空港アクセサリーのラインナップの中に、Skytrainというものもあり、(ただ残念ながら私は買っていないが、、、)当然このフランクフルト空港のSkytrainをモデルに作られているのである。

 


という訳で、思い入れのあるSkytrainなのだ!(こんなにSkytrainを熱く語っている人もいないだろう!)


(Skytrain実物 Herpaモデルを忠実に再現している!)

 

 



で「引き出し空港作戦」のその後だが、まず、空港と言えば管制塔。当然アクセサリーにもあるので、買って建てようと思った、、、、


 

 

 

 

 



高さが足りない、、、、、





引き出しの欠点は、面積は広いが、高さは低いということなのだ!!!管制塔のない空港なんて、クリープを入れないコーヒーのようなものだ!(古い、、)

さらにA380を並べようとしたら、尾翼が引っかかる!A320とかなら問題なかったのに、、、。




いろいろ引き出しの欠点が見えてきてしまった。

 

それまでマニアの夢を描いていたのだが、段々現実を知ると夢が削がれてしまう。夢が削がれると段々熱意も冷めていってしまう。

 

という訳で段々ほっとくようになってしまった。

 

 


そうこうしている間に、机が大きすぎるので、捨てようという話が国家方針(家庭内方針)として決まってしまった!

私としては、机あっての引き出しなので、何とか引き出しを守ろうと空港闘争を繰り広げたのだが、国家権力にはあらがえず、机は引き出しもろとも捨てられてしまった。。。。ガックシ。

ということで、ダイキャストは、棚のケースに飾られるということになり、空港マットや建物は、それ以来出番はなく、押し入れの奥にしまわれている。。。。

 


しかし、私はまだ空港ジオラマ再興のチャンスを虎視眈々と狙っている!

 

引き出し空港 絶対復活!