おかげ様で、SFCやらJGCやらのお蔭もあり、色々な空港でラウンジを使わせて頂いている。素晴らしいラウンジもあれば、ぶっちゃけ普通の待合室の方が快適だろと突っ込みたくなるような、しょぼしょぼ&めちゃ混みのラウンジもあり様々なのだが、航空マニアとしては、チェックしたい場所の一つでもあるので、時間があれば行く。

特に最近はアライアンスのお蔭で、複数のラウンジをはしごできるというのも楽しい。スタアラなら、ANAラウンジのほかにもユナイテッドラウンジやシンガポール航空ラウンジ、SASラウンジなど、いろいろ行ける。お勧めなのは、チェックインカウンターで案内されている以外のラウンジに行くこと。同じフライトの人は、案内されているラウンジに集中しており、場合によっては座るとこもないような激混み状態になっていることもあるのだが、スタアラの隣のラウンジはガラガラだったりする。ラウンジは空いている方が絶対いい。

ラウンジに行くと、飲み物やら食べ物やらいろいろあるが、いつも気になってしまうのは、袋のお菓子だ。定番では、おせんべとかあられやナッツが入ったおつまみ系や、クッキー、ポテチの小袋、チョコなどがある。パンなどが袋に入っていることもある。



どこのラウンジも、食べ物はラウンジ内で食べて下さいというのが基本ルールであり、その時食べる分だけしかとってはいけないのだが、袋に入っているということは、そのまま持って行って飛行機の中で食べたり、更に出張先のホテルで食べたりしたくなってしまう。飛行機の中で食べるなら、コンビニでお菓子を買って行けばいいのだが、別に丸々一袋食べたい訳ではなく、ちょっと飲み物を飲む時に食べたいだけなので、あの小分け包装は、ちょうど良い。ホテルも同様で、出張のたんびに太る私としては、お菓子を買う訳にはいかないが、でもちょっとつまみたい時に本当にちょうどいい。

しかし、ラウンジの中には、ラウンジアテンダントというハンター(逃走中か!?)が常時見張っており、お菓子を取りすぎたり、鞄の中にしまっている所を発見されれば、腕をつかまれ、「お客様、ちょっと事務所へ」と裏に連れていかれてボコボコにされてしまうのではないかという不安がある。(今までそんなことに会ったこともなければ、現場を見たこともないのだが) 

まあお客にそんなことはしないだろうが、「お客様おさげします」とかお皿を下げに来た時に、お菓子を鞄に入れてのが発見してしまったら、アテンダントのお姉さんの心の中では、「お菓子なんかとってやんの、せこいやつ!」と罵られているにちがいないし、恥ずかしい。

だから、袋のお菓子を取る時は、「いかにも今食べます」という雰囲気を出しながら、2つぐらい取り、そのうちの1つは実際に「ほら食べたでしょ」と言わんばかりに袋を開けて食べながらも、もう一つの袋は、見ていない隙にコソコソと鞄にしまうという万引き行為になってしまうのだ。

ちなみに、このラウンジ万引き行為に対するスタンスは、JALとANAは異なっている。

JALは、万引き行為を許さないというスタンスを徹底している。そのため、JALのラウンジには、小袋に入ったものが何もない。食べ物やらお菓子やら提供されているが、どれも個別包装されてないので、もって帰れないのだ。きっとJALのラウンジのサービス設計をした時に、万引き根絶を目標にしたのだと思う。



一方でANAは、比較的個別包装されているものがおおい。特に代表的なのが、おつまみで、小さ目の袋なのだが、山のようにおいてあって、皆ラウンジを出ていく時に、3つ4つ取っていく人が多い。おそらくANAとしては、おつまみは、もって帰られることを前提にしていて、サービスの一部になっているのだと思う。この点については、ANAの方がJALより優れていると言える。





ちなみに、この分野で一番サービスが優れていたのは、エールフランスだ。さすが食の大国ということもあり、チョコ、クッキー、フルーツケーキ、ポテチなど、かなりいろいろなものが提供されていた。私も喜んでもらってきた。ハンターも少なく、その上他のハンターとくっちゃべってたりして警備がゆるく、取り放題だ。







ラウンジでもコスト管理の中、ゴディバ取り放題などということはなく、聞いたこともないようなお菓子なのだが、やはりタダでもらえるということは、大変うれしい。また食べてみると以外と美味しかったりする。温泉旅館で、部屋で出されるお茶菓子がお土産でもよく売れるみたいなものなのだから、ラウンジのお菓子も、お土産に買えるようにしたら売れると思う。ラウンジや飛行機の中というのは、制約のある空間であり、絶好のマーケティングの場でもあると思う。ラウンジで食べて美味しかったので、会社や家へのお土産になんていい流れだと思うのだが、この機会はまだ航空会社は十分生かせてないと思う。

やはり万引きするほど欲しいというのは、強いモチベーションがある訳で、それを生かした万引きマーケティング(なんじゃそりゃ)を開発すべきだと思うのだ。それを今後も研究するためにも、ラウンジ万引きを頑張りたいと思う!