TYS ニュースタイム より
牛肉の6次産業化です。休耕田を利用した「山口型放牧」で育てた牛の肉の試食会が、山口市で開かれました。試食会を開いたのは、周南市の「つなぐファーム」です。県内で飲食店を展開する企業「エブリシング」が、6次産業化を支援する「AーFIVE」の出資を受け、去年11月に設立しました。「つなぐファーム」は山口市秋穂二島で、休耕田を利用する「山口型放牧」に取り組んでいます。ストレスが少なく適度に運動しているため、脂肪分が少なく、赤身にうま味がある肉牛が育つということです。先月、広島市にオープンした焼き肉店などで、山口型放牧で育てた牛の肉を提供します。「つなぐファーム」では飼育数を増やし、山口市内への出店も目指したいとしています。