タウンプランニングフェスタ ② | 山口アートフェスティバル

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SOLVE 周南郷土文化館
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タウンプランニングフェスタ


藻谷氏の話によると「里山資本主義」で地域活性化をしよう


① 安さでは勝負せず、高品質の商品で外貨獲得。
  当地独自の生活文化に支えられたハイセンス・少量・高単価の「地域ブランド品」
  「生活文化観光」で外から稼ぐ


② お金と遊休資産を持って地域内をぐるぐる回す。
  地域内の食材・建材・人材の質を上げて地元で使い倒し、未就労女性や障害者を雇用 し、時短で「時給」を高め、兼業を奨励し、空き不動産は安くする


③ 省エネ・新エネ投資でエネルギー代を大幅に削減
  建物の改築・断熱を進めて大幅な省エネを実現しよう。
  水力・風力・地中熱を余さず使う


 周南がいまやるべき3つのこと


① 子どもが生まれ育つ環境をつくる
  日本中で子どもが減るなか東京でも70歳以下の人口は減少している
  
② 雇用を生む6次産業域内循環を再構築
  周南市の工業力は日本屈指だが雇用は減る一方。なぜか。
  20代~30代の現役世代が減っている。

  周南には、農業から工業までそろっています。みんなで協力し地元で消費しよう


③ 県の中心だった駅前地区の空洞化を止める
  空き店舗が目立つ商店街と駅前ですが、新しい駅舎とともに駅前地区の空洞化を止め ることができるでしょうか。


おわりに

 日本の人口は減少していっているのがよくわかりました。現役世代が周南に定住していくことを望んでいます。
 藻谷氏の講演会と同時に外では山口活性学園などのステージがありました。残念ながら現役世代の多くはこの公演は聞いていません。公演を聞いているる多くの人が40~70 のベテラン世代。こういうことではいけないのでは…。
 これからの周南は現役世代にかかっています。