タウンプランニングフェスタ 藻谷浩介氏講演会にての内容と感想 ① | 山口アートフェスティバル

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タウンプランニングフェスタ 藻谷浩介氏講演会にての内容と感想


太華 権五郎


 まちのみらいを考える「タウンプランニングフェスタ」がザ・モール周南で開催されました。
 今回の演題は「みんなで考える地域活性化」です。
今回の公演の内容と自分の感想・意見をまとめてみます


 はじめに
 人口減少と高齢化が進む現代において地域活性化のためには市街の観光客の獲得や定住人口の確保が重要な課題となります。これを実現するために周南・下松に住む私たちが現場を理解して考え実行することが不可欠です。
平成14年頃より商業地の衰退。きわめつけは近鉄松下の撤退。山口県東部の中心都市周南が悲鳴をあげています。地域の活性化について考えなければなりません


 そもそも「地域活性化」とは何でしょうか。


 ・交通が便利になること
 それぞれの目的地に行きやすい交通整備ができていることをいう
 具体的には大都市のような公共の交通網がある


 ・工場が増えること
  大きな企業の化学工場などが増えて、工業生産をあげる


 ・もっと好景気になること
  お金のまわりが良くなる 物の消費がたやすくなる


この3つが地域活性化のキーワードとなるようですが・・・

 周南・下松・広島・東京いずれも現役世代(15歳~64歳)が減り続け、高齢者(65歳以上)が増え、やがては人口が減少する。

 実際、考えてみて、交通便利でもだめ・工場が増えてもだめです。
 いかに現役世代に住んでもらうのかがカギとなります
 つまり、お金の使い方で地域が変わります。