ヤママユガの華ちゃん
シバザクラ 華はどうしょうもないやつだ!
東雲和尚との座禅の時間だ
東雲 シバさんお元気
シバザクラ 元気じゃ
ただひとつ気になることがあってな
んー 華のことじゃが
どうしょうもないやつじゃ
クヌギを食いまくって大きな糞をしている
東雲和尚が、クヌギにぶらさがっている華の顔を見て話かけます。
東雲 「林の暴れん坊とはおまえのことか」
華 「やい!くそぼうず 何の用じゃ」
東雲 「おまえのやったことを見てみよ 葉を食べ散らしているではないか。」
「これでは四熊のクヌギが全滅や。暴れるのをやめ!」
「こらしめてやるぞ!えい!」
華 「いたたた。わかりましたもうやめます。」
「ところで東雲さん あなたにお願いがあります。」
「私は叶えたい夢もあります。
変わりたいと思っております。」
「だけどどう生きていいかさっぱりわかりません。」
「何か私にいい教えがありますか。」
東雲 「そうじゃのう。絶望のとなりに希望が見えるぞ。
さあ!わしの弟子になり、一緒に般若心経を唱えてみんか。」
東雲は般若心経を唱えはじめると暴れていた華ちゃんは六本の前足をあわせて祈り始めました。
さて 華の願いが叶うのでしょうか。



