アースディ 地球環境を考える
土の中にすむ物
植物が育つためにはいい土が必要です。腐葉土がいい土をつくるといわれます。腐葉土には分解者とよばれる菌類がいます。
多くの植物は、土中の菌類と共生して生きています。
植物が育つために窒素・リン酸・カリウムがありますが、窒素は土の中に不足しがちな元素で不足すると植物の成長が悪くなります。
それを補ってくれるのが根粒菌で大豆などのマメ科の植物に寄生し、大気中から窒素を取り込み、アンモニウムイオンなど植物に吸収できる形に変えてくれます。
マメ科の植物にかぎらずコケ類・シダ類など多くの植物は根粒菌と共生しています。
根粒菌が地中の窒素・リン酸・カリウムを吸収して植物に提供し、植物は光合成で生産した炭水化物を根粒菌に与えます。
根粒菌のうち外生根粒菌は胞子をつくる際に菌糸の集まった子実体をつくります。その大きなものがキノコです。
アミガサダケ (貴代美さん撮影)
※おしらせ
アースディ@瀬戸内は5月17日・18日光の虹が浜で開催されます。

