アースディ 地球環境を考える
良い土と団粒
二酸化炭素を吸って酸素をはきだす植物たち。植物を育てるにはいい環境がなければなりません。
植物がよく育つためには、温度、水分、土壌の条件が大きく関係しています。たとえば鉢植えの植物を枯らさないように水分をたっぷり与えたら、反対に植物が枯れてしまうことがあります。水が多すぎて、根が呼吸できなくなってしまったのです。植物が育つのに良い土は水が良くしみこみ、水を蓄える力が強く、それでいて空気の通りがよいものといえます。
粘土や砂、腐葉土などがくっつきあい小さな塊小さな塊になったものを団粒(だんりゅう)といいやわらかくてくずれやすい特徴を持っています。密着しているのではなく隙間を水でつないだゆるい集合体のため、植物は有機物が溶け込んだ水を吸い、そこへ入った空気で呼吸できるのでよく生育できます。
これから夏に花咲く植物を植えると思いますのでぜひ参考にしてみてください。
今回のフラダンスは「ヘエイア」です。