アースディ
水うるおう国
日本は四方を海に囲まれ、地下水や湧き水も豊かな水に恵まれた国です。古くから稲作を営んできたこともあり、気象や水に関することわざや言い伝えがたくさんあります。
たとえば、「雪は万年の端」「雪の多い年は豊作」などは、雪が多いと春に雪解けの水が増え、田畑がうるおい、豊作が見込めることをたとえていますし、「朝の虹は雨、夕方の虹は晴れ」「山に笠雲かかれば雨」といったものもあります。
日本の水の総使用量は834億トンで、そのうちの65.8%(549億トン)は農業用水(水田・畑・畜産など)です。
1キロのお米を作るのに必要とされる水は、少なくとも2000ℓで、農業生産には大量の水が必要となります。
私たち人間の活動により水が汚染されています。地下水が汚染されれば数年後に影響がでてきます。
「水うるおう国ニッポン」の水を今後もきれいな水が使えるようにしなければなりません。