今年は秋刀魚の水揚げが好調で、値段も安いとの事で…

石巻人の俺としては

鹿児島の離島にいて、地元の秋刀魚が食べられなくとも

とっても嬉しい話題です(*^^*)

秋刀魚の塩焼きや刺身、ぬた…

食べたいなぁ…



…さて


足を怪我して…思うように動けない中



イラストを描いたりしてますが…



ずっと…ずっとイラストを描かなかった


描く気持ちが失せた


と、言うより


描きたいものが浮かばなかった


学生の頃は…マンガ本が大好きで


色んなマンガを見ながら、想像が膨らんで…


色んな絵を描いてたな…


社会人になって


生活は


共同の寮みたいな部屋で生活していたから



沢山の私物を持ち込む事も出来なかったし…


見られるの恥ずかしくて、絵を描くなんて出来なかった…


アパートに住んでる今だから

自分の好きなこと

出来る

結婚して、嫁さんとの生活で

それだって、自由きままに出来る訳じゃないけど…


怪我して…動けなくなってる今


色んな事を思って…考えて



この前


落書きのように嫁さんを描いてて


仕事から帰宅した嫁さんが、俺に元気をくれるイラストを描いた



嫁さんかぁ…と



普段、一緒にいる嫁さんに


日頃から愛情感じたり、その人柄に助けられてるのは分かっていた…


ってな訳で

今回描いたのは

嫁さんの事が好きになった瞬間の時の事
_(^^;)ゞ

自分で言うのもナンだけど…

色んな苦労をしてきた俺

…何でこんな思いを、俺ばかり

…そう思うことも



そんな中での嫁さんとの繋がり


今の嫁さんと結婚して、今に至るけど



元々、知り合ったものの…


結婚するつもりは無かったんだよなぁ…


今更ながら、このブログに書いてるけど

結婚して依頼

その事はちょくちょく浮かんできてた


このブログの自己紹介にも書いてるけど


2011年3月11日は

東日本大震災で実家が流されて
お袋も犠牲になった日…

そして、離婚が成立して、元嫁との間に出きた娘と引き離された日でもあって

その後も、青森県で生活、仕事している間は

また結婚するなら…地元に戻ってから
石巻で彼女見つけて、結婚する!

そう考えてた

…けど

離婚、震災から月日が経ち

寂しさが沸いてきた

広い社宅のアパートに1人

職場の、同じ年代の友人はみんな結婚して子供いるから…

飲みに誘っても
「子供の面倒が…」とか「家の用事が…」と

若い連中を誘えば付き合ってくれたけど

いつの頃からか
「いいオッサンが、若い連中に遊んで貰ってる」

自分で、そんな風に感じたりして…

1人でいること、生活していることに

どうしても寂しさを感じてて…

「彼女が欲しい」とか、「エッ◯」じゃなく

暇な時でいい…

気軽に
「明日暇?暇なら飯食いに行かない?」って気軽に誘える友達が欲しくなってた…


その後知り合ったのが今の嫁さん


↑に書いたように、初めて二人で出掛けた先は


何て事の無い、ラーメン屋


しかも嫁さんの口に合わなかったらしく

嫁さん、少し食べて残してたな…
( ̄▽ ̄;)

ラーメン屋を出て、何となくドライブ

知り合ったばかりだから、気軽に話が弾んだとは言い難く…

…けど

嫁さんの声

…可愛かった
アニメ声っぽく、特徴的

キャピキャピした、かん高い声じゃなく

穏やかな優しい声で…


何て事無いドライブだったけど

「良かったらまた一緒に飯食いに行こう」と

次の誘いを


…そこから数回

ご飯食べて、ドライブってのが定番

付き合ってはいない

単なる友達


なんだけど…




その日のドライブは


いつも通り、青森市のとある駐車場で待ち合わせして…


ちと遠いけど、竜飛岬を目指した


青森市を出て

北に向かう


道中はひたすら一直線の田舎道


そこで見つけた


ポツンとある道の駅


町の道路と違って田舎道は車通りも少ないし、その分この道の駅も駐車場はスカスカ

店内に入ると


道の駅で働くおばちゃん、お婆ちゃんがいて


「…いらっしゃい」と小さな声


おばちゃん、お婆ちゃんから見ると


若い俺や彼女は

「何も買わずに出ていくんでしょう?」と…言った含みを感じた

確かに


店内には

野菜や手作りの作品が並んでいたけど…


もし、彼女と付き合っていて、同棲でもしてるなら、野菜も喜んで買っただろうけど…

今、野菜買ってもなぁ…

って感じだし

手作りの作品達も…


その道の駅がある場所周辺では


そばの栽培をしているらしく

そば殻を使った枕とか売ってたけど


…別に今、枕要らないし

と…お店の人達が見せる表情通り、買いたいものが見つからない俺
店内見回し、どうしよう…と


その中で嫁さんが見つけたのは「そば餅」

その時俺は「そば餅」って知らなかったけど…


文字通り、そば粉で作った餅
(画像、お借りしました)


「あ~!そば餅だぁ!」と彼女
それでも、お店のおばちゃん達は「若い人達は、そういうの…食べないでしょ?」と遠巻きに見てる


そのそば餅を1つ手に取る彼女

お店の人達は自信無さげに彼女を見つめる
手に取ったそば餅を鼻に近づけ、クンクンと…


「あ~!凄い良い匂い~!」
凄く喜ぶ彼女を見て


お店のおばちゃん達の表情も一変

嬉しそうに「あっためた方が柔らかくて美味しいから、温めようね!」と…

そそくさと温めてくれた…


…好きなこと
…嬉しいこと
…楽しいこと


素直に表現して、周りも幸せな気持ちにさせる彼女の人柄


俺が嫁さんの事を好きって思ったのは

この瞬間だったんだと思います