自分だけが有利なルールの賭けマージャンに知人の男子中学生らに参加するよう強要し、現金を脅し取ったとして、警視庁少年事件課と志村署は、恐喝容疑などで、東京都板橋区の無職少年(16)を逮捕した。同課によると、少年は「マージャンで勝った金ということにすれば、恐喝だと判断されないと思った」と容疑を認めている。

 同課によると、少年は昨年6月~今年2月にかけ、当時区立中3年だった男子生徒ら7人と計約30回賭けマージャンをし、うち5人から計40万~50万円を脅し取っていたとみられる。

 逮捕容疑は、賭けマージャンで勝った金を支払わせるため、2月21日、マージャン相手の1人だった男子生徒(15)に電話で「同級生が金を払えないから、おまえが払え」などと脅し、22日夜に男子生徒の友人を通じて現金1万円を奪ったとしている。

 同課によると、昨年7月には少年に支払う金を工面するため、7人のうち4人がひったくりをし、窃盗未遂容疑で逮捕されていた。

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