1,思考過程(思路)の異常
同じ観念が繰り返し現れる。認知症などで見られる。観念の奔流は考えが次から次へ浮かび、思考目標が曖昧になる.躁状態のときなどにみられる。思考制止は考えが湧いてこない状態で、うつ状態のときにみられる。減裂思考は思考にまとまりがなく、論理性がない。
2,思考内容の異常(妄想)
妄想とは病的に間違った考えであり、強い確信性と訂正不可能性が備わっている。その発生過程から、一時妄想と二次妄想に分けられる。内容からは、被害妄想、誇大妄想、微小妄想などに分けられます。一次妄想は統合失調症に特異的です。たとえば「周囲が変で、何か起こりそう」という妄想気分、「何々しているのは、私の嫌がらせだ」という妄想知覚「私はある組織から狙われている」という妄想着想があります。うつ病の「貧困妄想」躁病の「誇大妄想」などがあります。
3,思考体験の異常
脅迫思考とは、自分でも、ばかばかしいと思いながらも、自分の意志に反して、観念が浮かんでくることです。また支配観念とは感情が強く、過去の体験による、(たとえば悲哀)そのことで、長期間、自分の頭がその観念に取りつかれてしまうことです。させられ思考は統合失調症にみられる自分の考えが他者に影響されていると考える症状といえます。
