中途採用での年収の話。
会計事務所の規模によって違うようですが、
昔から、会計事務所スタッフの給与は担当するクライアントから
の売上げ（顧問料＋スポットＦｅｅ）の3割程度である場合が多い
ですね。
ざっくりですが、売上げが2000万円だったら年俸600万円、
1500万円だったら年俸450万円といった勘定です。
ただ、即戦力の中途採用の場合は、人材採用費用と当初の給与が
先行投資であるだけに、どうしても相場に左右されやすい。
つまり、人材採用がし難い売り手市場の時は相場（年収）が上がり
ますし、今のように買い手市場の場合は初年度年収が抑えられる
傾向にあります。
それだけに、転職を目指すとしたら、売上げに貢献できる人材
であることをイメージしてもらえるような職務経歴書や面接での
アピールが絶対必要なのです。
ご自身が営業して顧客獲得するというのも、もちろん理想なの
ですが、基本的には規模の大きいクライアントの対応が出来る
とか、スポットでの税務コンサルティング（相続、組織再編など）
の経験がある、外資系企業の対応が出来るなど、特徴のある
有資格者を求める傾向にあります。
このような特徴ある経験を積むには30歳くらいまでに、特化した
分野に強い税務会計事務所での経験が重要となるようです。