「英語を話せるようになる」ためのBLOG

 こんにちは。英会話講師・作家の金沢優と申します。「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」の作者です。このBLOGは、その「続編」ですチューリップ


 英語は、今まで習ってきた勉強方法を変えれば、国内でも普通に話せるようになります。読者の皆さんと考えながら、一緒に成長していければ幸いです。よろしくお願いしますニコニコ (Twitterでほぼ毎日、英単語や英語表現などをイメージと一緒に呟いていますピンクハートPlease follow me!!)

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    • 「一文一絵」について

       こんにちは、金沢優です。 今回、もう一度「一文一絵」という概念について、お伝えします。 これは私が以前、勤めていた英会話学校で教わったことです。 もちろん、文法書には、ない言葉です。 「一つの文に、一つの絵がある」 どういうことか。 例えば、「最近、ますます朝も冷え込んできて、葉っぱも鮮やかに色づいてきたね」とお伝えすると、いかがでしょうか。 理解できましたか。 恐らく、できたはずです。 では、その、「理解」とは何でしょうか。 何をもって、あなたは「理解」と呼んだのか。 それは、その「場面」が、「頭の中で再生できる」ということです。 そう、相手が伝えたかったのは、その「ワンシーン」。 これ。 つまり、その状況が「イメージできる」こと。寒さまで、感じ取れること。10月や11月などの時期まで、言わなくても分かること。相手が経験した寒さを、自分の実体験に置き換えられること。 それが「理解」です。 相手がわかって欲しかったのは、この状況。それを、感じ取ること。 これが意思疎通。そのために使ったのが、「言葉」。 その昔です。ある英語雑誌で、「旅館 澤の屋」の館主の、澤功さんがこういうことを言っていました。 「英語を聞き取る能力も、長年の間にかなり向上したと思います。旅館で使われる言葉はだいたい決まっていますから、想像もつきやすいですね。しかし、時には分からないこともあります。そんな場合、まずはゆっくり話して頂く。それでも分からなければ、紙を持ってきて、文字を書いてもらい、辞書を引きます。それでも無理なら、絵を描いてもらいます」 そう、結局、言葉の基本は「絵」なのです。つまり「場面」。 それを感じ取れて、相手に正確に伝えられるかどうか。 よく、英語を話せるようになりたい、という声があります。 では、伝える内容とは何でしょうか。 「昨日、うちの犬がさ、ソファに登ろうとしてコケちゃってさ」  そう、言葉にするのはこういう、たわいもないことです。 では、その日本語が、英語に「高速変換」できるのでしょうか。 ここで問題になるのは、『「ソファに登ろうとする」って何? 「コケる」って何?』となることです。  こういう、誰もが経験する、「日本語→英語」にする苦しみです。 今まで散々、学校で「英語→日本語」にはしてきました。 それは正直、簡単です。英語の日本語訳さえ沢山知っておけば、あとは国語力を使って、パズルのように組み立てるだけですから。語順も前置詞も、「てにをは」でさばける。 細かいニュアンスなども、別に考慮しなくても構わない。 「look」も「watch」も「see」も、全部「見る」にしちゃえばいい。 文法問題に対応さえ、できればいい。 問題集をやりこめば、パターンも分かる。 どんどん英語を、日本語に味付けても構わない。 しかし、その逆流は、ほぼ不可能に近いのです。 なぜなら、英語のベースは日本語と、とんでもなくかけ離れているからです。 日本語のパズルが、英語のフレームに合わない。パズルが一向に完成しない。 例えば、上の例であれば、「My dog....」で止まってしまいます。 そう、まず、動詞が出てこないのです。 主語から話し始めたものの、頭の中で動詞が出てこない、変換できない。出ても、ニュアンスがおかしい。そして、次の目的語が出ない。その次に使う、前置詞が出ない。 文の中枢がやられている。そんな勉強をしてこなかった。 ましてやその語順の頭をいじった「疑問文」なんて、即興でできるわけがない。 日本語には、語順の概念がない。 日本人がやられているのは、ほぼ100%このパターンです。 それが証拠に、レッスンを受けられた方は、一方的に喋られ、向こうの質問攻めにあって一言二言返すのがやっと。レッスンをどれだけ受けても、その無限ループ。 しかし、ここでもう一度、言語の基本を考えて下さい。 伝えるのは、日本語ではなく、「場面」だったはずです。 これ。 この「場面」を伝える。 話者が見たもの、感じたものを、言語に変える。 一つの絵(場面)を、「SV」で始まる、一つの英語の文にする。 つまり、中学英語の基本的な文法を使って、場面を表現する。 これを、『「ソファに登ろうとする」って英語で何? 「コケる」って何?』と、一旦日本語で追いかけてしまうと、大量の表現集を覚えないといけません。 そう、理論上、日本語の表現の数だけ、「1:1」で暗記をしていかないといけない。 これは、非現実的です。 家に表現集が溜まっている方は、多いはずです。 そう、結局、覚えられないのです。 そして一言フレーズ集だけの、英語の応用が効かない人間になってしまう。 「張りぼての英語」になってしまう。 そして、もちろんですが、英語ネイティブは、そんな勉強や練習を1ミリたりともしていません。 日本人が、英語を話せるために必死にやっている練習を、彼らは1ミリもしていないのです。 だから、こう、思考を変えるのはどうでしょうか。 「ネイティブは、この場面を見て、どう英語で表現するのだろうか。何の動詞や前置詞を使うのだろうか。どう文を組み立てるのだろうか」 「英語の思考方法、文の組み立て方」を知り、口にし、覚える。 そして、沢山のシーンを増やしていく。イメージと一緒に、基礎から学んでいく。Mypuppy tried to get on the sofa, but he failed and fell down. そう、このセットを覚えればいいと思いませんか? つまり、これが「一文一絵」の英語の覚え方です。 ああ、こういう時に「try to...」「get on the sofa」「fail」「fall down」を使うんだなあ、と学び、口にして、型をつける。 そうすれば、別に日本語を介さず、場面を伝えられるようになる。 違う場面に、応用も利く。一言フレーズ集で終わらない人間になれる。 日常の英語にも気づける。柔軟な英語表現ができるようになる。置き換えの表現も増やせる。 そもそも、皆さんが日本語をマスターできたのは、このやり方をしたからでしょう。 誰も単語帳や、英語などの異国語の変換で、日本語を習わなかったはずです。 どんな覚えた日本語にも、そこには「場面」があったはず。 一番最初に「美しい」を覚えた時、そこには美しい何かがあったはず。 「悔しい」を覚えた時、涙が出そうになったはず。目の前に勝者がいたはず。 「片思い」を覚えた時、誰かの顔があったはず。だから、その言葉の響きに、淡い気持ちや、息苦しい思い出などが引きずられてくるはず。 言葉には、記憶がある。「場面」がある。 私たちは場面の中で生きている。  そしてその「言葉」も、文字からではなく、音も聞いて、口から音も出したはずです。 英語も本来、そういう入り方をするべきです。 「言葉」なのですから。生きているのですから。私たちは、言葉の中に。<今日のおさらい>英語は、「場面」と合わせて学ぶ。絵と音と一緒に。  さて、今、Twitterの復習アカウントを用意しています。(10月よりインスタアカウントも開設しました) そこでは、今まで私がイメージと一緒に呟いてきた英語を、キーワードに沿って復習ができます。 例えば、「banana」を本アカウントで呟けば、過去に扱った「banana」に関する表現をRTします。イメージから考える英語・英会話@金沢優@eigo1201 【今日の数え方 #14「banana」】 a banana a bunch of bananas (some bananas) a crate of bananas a banana peel ※「crate」は運搬・輸… https://t.co/K2XIK0wxfM2018年09月03日 07:26イメージから考える英語・英会話@金沢優@eigo1201 バナナの皮は普通、「banana peel」で表現する。 ただ、これは動詞としても使える。英語はこのパターンが多い。 剥く意味になる。 「I peeled a banana.」 皮の上で滑ったら😔 「I slipped on… https://t.co/HoOqrQIikS2018年09月03日 18:17 この回数を増やすことで、体系的に定着もできるはずです。 やはり、一回覚えただけでは、日本にいる以上、忘れてしまうのです。 言葉は「数と時間」が勝負です。 そもそも海外に住んでも、語学が形になるのは、数年は掛かるものなのですから。 日本にいる分、当然、それ以上の時間にはなるでしょう。 つまり、まずは長く、触れ続けることが大前提です。 このやり方で話せるようになりたい方は、早く始めて下さい。 そうすれば、他の方よりも早く話せるようになり、アドバンテージになります。 『もしなる』をお読みになられて、チャレンジされたい方は、是非、復習アカウントまでお越し下さい。 そして、今後はインスタにも、沢山のイメージをアップ予定です。https://secret.ameba.jp/advantagelucy2000/amemberentry-12388547727.html(こちらは、『もしなる』読者さん専用ページです。読まれた方はブログに登録されて、申請下さい) 場面の描写力は、「絶対に」つきます。100%です。 ただ、生半可な気持ちでは、難しいと思います。 その点だけ、覚悟されて下さい。 私は、「たった◯◯だけで」など、絶対に言えません。 こちら、ひとまずフォロワーさんが500名になったら、そこで定員にします。 読者さんは、お早めに申請されてください。 以上、金沢優でした。 もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか 864円 Amazon もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか [ 金沢優 ] 864円 楽天  

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    • 「英語を話せるようになる魔法」はあるのか

       こんにちは、金沢優です。久しぶりに公開記事を書きます。 今回は、「英語を話せるようになる魔法」について、です。 さて、私はかれこれ十年以上、この魔法を国内で、必死に探してきました。 いろんな本を読み、いろんな勉強をし、いろんな人の経験談を読み、いろんな方法を試しました。怪しげなCDだって、ネットで買いました。 しかし、残念ながら、それはどこにもありませんでした。 もちろん、「英語が聞けるようになる魔法」もありませんでした。 文法や偏差値を極めても、存在していなかったのです。 結局、泥臭く、一つ一つの表現を覚え、それを口にする反復作業をするだけ。 最終的に、私はそれに気付きました。  そして、私は「英語を話せるようになる魔法」は見つけられませんでしたが、逆に、「英語が話せなくなる魔法」を見つけてしまいました。 嫌な魔法です でも、恐ろしいことに、全日本人がこの魔法にかけられていると、私はいつも思うのです。 「どうすれば英語を話せるようになるの?」 Twitterなどの呟きを見ていると、このようなツイートを沢山見つけます。書店に行けば、「やり直し英語」のような本も、毎月沢山出ています。 どうして日本人は、何度何度も英語をやり直し、そしてまた失敗し続けるのでしょうか。 それは、間違った認識が、国レベルで長い年月をかけて、定着してしまっているからだと、私は思います。  英語を話せる、とは別に特殊能力ではありません。 良く言われていることですが、英語は誰でも話せるのです。 それが証拠に、英語圏に行ったら、どんな子でも話せています。 「やり直し英語」で学んでいる子供は、誰一人いません。 さて、例えば皆さん、野球はできますか? それと、構図は全く一緒だと思って下さい。 この子は野球ができます。 ある程度、野球の基礎知識があり、バットなどの道具を持っているからです。 ぶっちゃけ、下手でしょう。 まだ経験も少なそうです。スイングも下から出ている。 この写真の時点で、ボールとバットの距離がありすぎる。「喝!」です。 でも、この子は野球が普通に、「できる」のです。 そして、一人で練習し続けるうちに、試合をこなすうちに、そのうち形が付いてきて、どんどん上手くなるはずです。 完璧に野球理論を勉強して、覚えて、「勉強したのではない」のです。 とにかく、「練習した」のです。時間もかけた。だから、打てる。 さて、英語が話せるようになりたいという方で、こういう考えをお持ちの方が沢山います。 「単語やフレーズも全部覚えて、文法も全部理解して、発音も綺麗にする。そうしたら、そこから英会話を始めよう。むしろそれができたら、ペラペラになる」 残念ですが、これは間違った認識です。 それが私が見つけた、日本人がかかっている、「英語が話せなくなる魔法」です。 この子は英語が普通に話せます。 語彙数が多いのでしょうか。単語帳で、何千語を覚えたのでしょうか。 文法書をマスターしたのでしょうか。仮定法を極めたのでしょうか。 発音を完璧にしてから、発話を始めたのでしょうか。 いいえ、どれも違うはずです。 そうではなく、毎日英語に触れているうちに、簡単な言葉を繰り返し話しているうちに、口に出しているうちに、自然と語彙数が増え、文法も身につき、発音も研ぎ澄まされていったのではないでしょうか。 それは、私たちが日本語を覚えたのと、同じ過程です。 私たちが日本語をペラペラになったのは、単語や文法などが完璧になってからではなかったはずです。むしろ、文法なんて知らない。触れ続けるうちに、身についたはずです。 大事なのは、触れ続けること。 口に出し続けること。読み続けること。聞き続けること。 そのうち、上手くなっていきます。 いつの間にか、普通に話せるようになっています。  ネイティブレベルの山頂に辿り着くか、辿り着けないか、で考えないでください。 つまり、「ペラペラか」「ペラペラじゃないか」の二元論。 そうではなく、登り続けていたら、いつの間にか山になっていた、が正しい言語の習得過程です。 そう、実はいつもあなたは、山頂にいるのです。 今いる場所が、実は山頂なのです。 単に、その標高を上げるだけの話なのです。 ネイティブレベルの山頂の高さには、何年も、いや何十年もかかるでしょう。むしろ、到達できない、果てのない道のりだと思います。 英語と日本語はそれくらい、言語距離が遠い。 皆さん、「話せるようになる」ために、野球理論を詰め込んでいませんか。知識を延長すれば、野球が上手くなると思っていませんか? 残念ながら、体を動かさないと、「話せる」に何ら繋がっていません。 眺めて終わってしまいます。 英語は、話せる、話せない、ではないのです。 誰でも話せるのです。 ただ、どれだけ上手くなるか、なのです。 やればやるほど、上手くなるスポーツなのです。 そして、やらない限り、上手くなりようもないのです。 だから、"I can't speak English."とネイティブに言うのは、おかしいのです。 能力は、誰にでもあります。 やっているか、やっていないか、だけ。 だから、"I don't speak English."と返すのが、正しい返し方です。 上手くなりたければ、話は簡単。やればいいだけの話。<今日のおさらい> 英語は誰でも話せる。特殊能力ではない。触れ続けて、口にし続けて、上手くしていくもの。 さて、私がこう言うと、「だって、話す環境がないんだもん」と思われるかもしれません。 私もそれに苦しみました。そして、今も苦しんでいます。いつも横にネイティブがいれば、どれだけ上達の助けになるか。 ただ、それは「試合ができないから、野球は上手くならない」と同じ構図です。 一人でできる練習は、実は沢山あります。 フレーズを覚えるのなら、一人で口にして、覚えればいい。 「いつも三単現のSが会話で間違う」なら、三単現のSの入った文章を音読すればいい。 環境に恵まれなければ、工夫すればいいだけの話。 そもそも、もうオンラインレッスンなどで、手軽に発話ができる時代になったのですから。 完璧になってから話す、では眺めて終わってしまいます。 以上、何かの英語上達のヒントになるのであれば、幸いです。 金沢優でした。※「もしなる」の読者さん向けに、Twitterの復習アカウントを用意しています。そこでは、ほぼ毎日、今までの関連ツイートや、新しいツイートを流しています。英語上達の助けにはなるはずです。「もしなる」をお読みになられた方は、トライしてみてください。https://secret.ameba.jp/advantagelucy2000/amemberentry-12388547727.html※それとは別に、都内で勉強会などを開催しています。今までとは全く違った観点から、英語を勉強しています。「英語で考える」とは何か。一緒に追求していきましょう。(遠方の方はスカイプでしましょう)。 もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか 864円 Amazon もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか [ 金沢優 ] 864円 楽天

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    • 「音に出す」ことの大切さ

       こんにちは、金沢優です。 今回は「音に出してみること」の大切さについて、久しぶりに記事を書きます。 さて、国内には「どうすれば英語を話せるようになるか」について、沢山のやり方が紹介されています。 英会話スクールに入ろう、音読が効果的だ、いや発音から直そう、、、成功者の数だけ、成功への道筋があります。イメージで学ぶ、も単なるその一つです。 ただ、多くの指導者に一致しているメッセージがあります。 それは、口から「音を出そう」ということです。 以前、ブログにも書きましたが、耳の不自由な方は、手話を使います。 手話は「手」と「目」を使った、情報のやり取りです。 手話の話者になりたいのであれば、きっと手を動かして、手に型をつけるはず。 ずっと参考書をにらめっこしていたら、相手のことは理解はできるかもしれません。 ただ、自らが手を動かさなければ、手話の「発話者」にはなれません。 では、英語は何か。 それは、「口」と「耳」を使った、情報のやり取りです。 もちろん、ジェスチャーもありますが、基本は「音」のやり取りです。 だから、口を動かす、は「話せるようになる」への必須条件です。 そのため、どんな人も「口を動かせ」と主張します。そして私も、その一人です。 しかし、日本人は総じて、違う方向に流れてしまう傾向があります。 ずっと表現集を眺めて、その暗記の延長が「話せる」に繋がると思ってしまう。 「英語が話せる」は、文字暗記の賜物だと思う。 英作文を黙々とこなせば、それで話せるようになると思う。 ツイッターで英語のツイートをすれば、いつか話せるようになると思う。 頭の中で、「日本語→英語」の切り替えさえ沢山こなせば、あとは自由に英語が口から出ると思っている。「話す」は「頭の中の作業」で完結すると考えている。 なぜなら、口は自由に動くものなのだから。 しかし、それなら手だって同じです。自由に動きます。 「動かせ」と脳が指令を送れば、瞬時に手は動く。 しかし、そんな理論を手話には使わないでしょう。 話者になりたい以上、練習段階で手は何度も何度も繰り返し、動かさないといけない。 脳からの信号の変換を行わない程度にまで。 頭で考えるよりも先に、「手で話す」という領域にまで、持っていくはずです。 繰り返し繰り返し、手に感覚を刷り込む。 だったらそれは、英語も同じです。 必ず口に出して、音を出さない限り、自分のものにはならないはずです。 ましてや、日本語とは違う音や、日本語にないリズムを持っているのですから、尚更です。 私たちが日本語を話せるようになったのは、正しい言語の学び方を受けたからです。 もしも聞かず、話さず、ずっと「文字だけを与えられた、一人の子供」がいたとしましょう。 日本語を学んでいるのに、毎日黙々と、読んでいるだけ。一言も発さない。 文法問題や、漢字のお勉強をしている。ずっと黙々と読んで、書いている。 果たしてこの子が、将来、立派な日本語話者になれるのでしょうか。 気持ちが悪いなと思ったら、正常な反応だと思います。 自分なら、止めます。 本や参考書を取り上げ、まずは話しかけて、言わせて、音を真似させて、笑って、言葉を使って関係を深めます。 この過程を、序盤に絶対に踏ませる。文字の学習は後でいい。 英会話講師をしてきて、やっぱり感じたことは、無口な人ほど上達は遅く、とにかく喋る人は上達が速かったです。これは、事実です。  そして国民性でいうと、中国人はやはり日本人よりも上達が速いと、ネイティブ講師は言います。 とにかく彼らは、覚えたことを「口に出す」のです。 もしも学校で、「この英文を全文訳してこい」という先生と、「この英語を100回聞いて、真似して、言って覚えてこい」という先生がいたら、6年後、結果は全く違うと思います。 後者は、遥かに話せるようになる。口が回る。確実です。 口にした分、口には「英語を話した経験」が残るからです。 私たちは今まで、「読む、書く」ことを、「声に出す」よりも重視されて育ってきました。その方が点が取れる。口も疲れない。簡単。 しかし、「英語を話せる」に繋げたいと思う方は、歩まれるステップの先を変えてみて下さい。 「話せる」は、今までとは同じ過程にないのです。 初めは結果には、なかなか見えてこないかもしれません。 学校のテストでは反映されないかもしれません。 TOEIC(L/R)にも結果がすぐに出ないかもしれません。 ただ、英語の話者になるのであれば、何度もその英語を言って、口で覚えるまでの反復作業は絶対に必要です。これは、100%真実です。私自身、そして生徒さんを見てきてきた結果論です。 そして、それはいずれ、「聞く・読む・書く」にも繋がってきます。それが英語である以上、きっとです。 いや、でも英語を話す相手がいないのだから。ここは日本だし。 気持ちがそう流れてしまうのも、もちろん分かります。 しかし、例えば「もう一度言っていただけませんでしょうか?」に当たる英語は、 "Could you say that again for me, please." だとしたら、 これをネイティブを前にして、100回言う練習をするのは馬鹿げています。 この練習に相手は要りません。これにまでお金を払っていたら、キリがない。 役者さんがセリフを覚えるのに、一人で練習できず、相手を用意して台本を読み上げるようなもの。 国民全員で、誰か横にいないと、英語を話せないと思い込んでいる。 そうではなく、「一人で」その場面を想定して、100回口に出して覚える。 このセリフを自分のものにしたいのであれば、それをしてみて下さい。 きっとそのうち、すんなり言えるようになります。 ネイティブを前にして、すっと言えます。 繰り返し言った「回数の問題」です。頭の良さは関係ありません。 言えないなら、回数が足りていないだけ。 英語圏の幼児は、頭は良くないでしょう。まだまだ子供なのですから。私たちの方が、脳は発達しているはず。 でも彼らは、私たちよりも英語を流暢に話します。 なぜか。 それは、同じセリフを、何度も繰り返し言っただけなのです。 私たち日本人が英語と日本語の切り替えにウンウン悩んでいる間に、何遍もその英語を口にしてきただけなのです。考えていないのです。口がもう動いているのです。<今日のおさらい> 英語に限らず、言語は「音」を出して、反復するだけ。その「回数」の問題。 語学とは、野球などのスポーツと一緒だと思います。 1回スイングができるからと言って、試合で打てるわけではありません。 試合の前に、何万回も振ってきたから、回数を重ねてきたから、だからどんな球にも対応できる。ミートできる。その経験が自信となって、バッターボックスに余裕を持って立てる。 体が覚えているのです。 脳が、「そのコースを打て」と指令を出した瞬間にはもう、手が振れて、球を捉えているのです。 絵を見ながら、何度も声に出していきましょう。 口を動かした分だけ、何かが残るはずです。  それはまるで、大好きな歌の歌詞を覚えるように。 歌詞を眺めて頭で覚えるのではなく、何度も歌って、その歌詞を自分のものにするように。 ちなみに手話ができなくて、諦めた人の話は聞きません。 ただ、英語はそんな話を、沢山聞きます。日本に溢れています。 でもきっとそれは、実際に口にする前に、やり方が定まらず、諦めてしまっただけなのだと思います。 始める前に挫折している人が、沢山いる気がします。 以上、金沢優でした。※よければ私の書いた本を読んでみて下さい。国内で、英語が話せるようになるための道筋が見えると思います。 もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか 864円 Amazon もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか [ 金沢優 ] 864円 楽天

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プロフィール

金沢 優

自己紹介:
 石川県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。  大学在学時、大手英会話スクールに数年間通った...

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