仙台には箱ヘルが少ない
俺が仙台に来た頃は国分町やら駅前に店舗型の風俗店が溢れていました
今じゃ考えられませんが、国分町の路上には風俗店のギラギラした看板が堂々と並んでいたものですよ
違法風俗店も多く、国分町のキャッチのお兄さんも凄く多くてしつこかったのを覚えています
そう、あれはもう5年程昔の事なのですが…
当時、友人らと国分町で酒を飲んでいて、
その時は深夜2時くらいに現地で解散し、
一人でフラフラと、正にほろ酔い気分で帰宅している俺の横から、
「どうですか~?今から一発?」
などという下品な言葉が聞こえてきた
ふと横に目をやると、20代半ばくらいの兄ちゃんがニタニタしながらこっちを見ている
目が合うと、すぐさま第二声が飛んできた
「可愛い娘いますよ~!どうすか~?」
反射的に俺は質問していた
「いくら?」
すると兄さんは嬉しそうに右手の人差し指を立てた
「一万円です!どうすか~?」
数分後、俺はあの兄ちゃんと二人で分町の路地を歩いていた
幸か不幸か、財布の中にはその位の余裕はあった
というか正直、メチャクチャ興味があった
今までキャッチのお兄ちゃんは全部素通りしていたが、
そこは俺も男の子。ついて行ったらどんなとこに連れていかれるのか興味があったのだ。
「ここの2階なんですよ~」
着いた所はビルではなくマンションみたいな所だ
正直、違法風俗なのはスグに分かった。
許可店が深夜2時まで営業しているわけがないのだ(原則、店舗型風俗店の営業時間は深夜12時までと決められている)
「お部屋はこちらです~、それと御代の方は今払ってもらう決まりになってるんですよ~」
兄ちゃんに一万円を渡し、部屋に入る
ドアを開けると狭いながらにも待合室みたいになっていた
俺より先に待っている客は、スーツを着たサラリーマンっぽい人だけだ
待合室のソファーに腰を下ろすと、そのサラリーマンが店員に呼ばれ、店の奥へと入っていった
ポケットからたばこを取り出し、一服する
さすがに酔いも覚め、緊張してきた
「バクバク」といった緊張ではなく、「ドキドキ」の方の緊張だった
「お待ちのお客様どうぞ!」
ゆっくりと頷きながらたばこを揉み消し、案内されるがままに奥へと入る
奥へ入ると前が見えないくらい本当に真っ暗で、
一畳ほどの個室とは言い難い部屋が4つ程あった、まるで漫画喫茶そのものだ
その個室には仕切りがあるものの、ドアはなくカーテンで隠すような感じになっていた
その内の一室に案内された。部屋には椅子やソファーはなく、カーペットの上に大きいクッションが置いてあるだけだった
部屋の隅には小さいカラーボックスが置いてあり、その上に灰皿があったのでまた一服した
丁度たばこを吸い終わる頃に嬢がやってきた
「いらっしゃませ~!待たせちゃってゴメンなさいね」
声を聞く限り20代前半くらいだろうか…というか室内が暗すぎて顔がまったく見えない…
トークもそこそこに、嬢に促されるままズボンを脱ぎ、サービスが始まる
酒を飲んだ後にもかかわらず10分位でフィニッシュし、終了と相成った
思えば勿体無い事をしたようにも思うが、
「倍の値段を払えば3Pが出来る」と嬢がしつこく迫ってくるのでウンザリしていたのだ
今現在、仙台には店舗型風俗店、いわゆる箱ヘルがまったくと言っていいほど無い
なんでも2006年頃、当時の県知事の浅野史郎が風営法を改正したため、店舗型の営業許可が降りなくなってしまったという話だ
警察の取り締まりも厳しく、あのような違法風俗店ももう無いのだろう…
その代わりにデリヘル(出張型風俗店)がビックリする程乱立した
これもまた仙台の時代の流れって事なんだろうな