私たちは本当に驚くべきニュースを受け取った。政府が米軍チームをエイリアンと交換する計画を立てていたのだ。XXXXXXはそのすべての詳細を覚えているわけではないが、会議に出席した多くの主要な当局者が、それは間違った(悪い)考えだと考えていたことは記憶している。
懐疑的な見方の背後にある理由はこうだ。私たちはこのエイリアンの種族について、生き残った一人のエイリアン[Ebe-1]が教えてくれたこと以外、事実上何も知らなかった。他の惑星にチームを送り出すことを、どうして信用できただろうか?私たちはその惑星について、約40(38.42)光年離れているということ以外、ほとんど何も知らなかった。その旅はどれくらいかかるのか、そして私たちのチームはどうやってそのような旅に備えればいいのか?これらはすべてのメンバーが抱いた疑問だった。
しかし、権力者たち、主にキャベル将軍は、それらすべては解決済みだと言った。どうやってか?おそらく、エイリアンとのコミュニケーションを改善したのだろう。メンバーのほとんどがその詳細を知っていたとは考えにくい。多くのことは機密区分化(情報の秘匿)されており、誰もがすべてを知っていたわけではなかったのだ。XXXXXXは、おそらくエイリアンは予定されていた1964年よりも前に着陸し、情報を交換したのではないかと推測していた。しかし、彼はこれについて公式な情報を何一つ持っていなかった。
次の大きな問題はチームの選抜だった。宇宙飛行訓練飛行隊の司令官であるボブ・ホールが、この責任者となった。我々のチームにはCIAの人員や、新設されたDIA(国防情報局。脚注参照)の人員も加わっていた。その方法を決定するだけで数ヶ月を要した。
最終的に、チームメンバー全員の「身元を隠蔽する(シープディップ)」計画が整えられた。送られた広告では、宇宙プログラムへの志願に興味がある者は誰でも応募するように求めていた。それは準機密の告知だった。
注記と補足:
[Ebe-1]: エイリアンに関する機密文書などで時折登場するコードネーム(Extraterrestrial Biological Entity-1)を指していると思われます。
機密区分化(Compartmented): インテリジェンス(諜報)の世界では、情報を「必要とする者(need-to-know)」のみに制限し、一部の人間だけが全体像を把握できるようにすることを指します。
シープディップ(Sheep-dip): ここでは、軍関係者が極秘任務に就く前に、その経歴や身元を公的な記録から一時的に消去したり、偽装したりする「身元隠蔽」という軍事・諜報用語として使われています。