もう片方へ。宇宙船に乗る直前、宇宙人の一人がハワード・メンジャーに向け器具を差し向けると、青い光の束が彼の頭に照射され、心地よいピリピリとした刺激をもたらした。
​「宇宙船に入れるよう、あなたの身体を迅速にコンディショニング(調整・処理)するためにビームを照射したのです」とメンジャーは説明を受けた。「実際に行われたのは、ビームによってあなたの身体の周波数を宇宙船の周波数と同等に変化させる処理です。そのため、船内でもまったく不快感を覚えず、悪影響を受けることもなかったのです」
​ハワード・メンジャーの記述:
​私たちは円形の大きな部屋に入った。中央には半透明の素材で作られた十分な大きさの丸テーブルが置かれていた。天板の下では、さまざまな色の脈動する光が揺らめいていた。テーブルを支えるピン形状の支柱は、巨大な虫眼鏡のように見えるものの中に設置されており、それ自体が床に埋め込まれていた。
​円形の部屋の約3分の1は、多くの色の光が点滅する計器パネルで占められていた。制御盤の前には、私が推測するに一種の**監視スクリーン(ビューイング・スクリーン)**と思われるものを収めたフレームが設置されていた。
​「声」の解説:
​「船体(ハル)の周囲には、他のすべての物質[撃ち込まれた砲弾や弾丸]を弾き返す場(フィールド)が存在します。あなた方の物理学者なら、その力を原子の結合エネルギーの『反』粒子として説明するでしょう。白金などの特定の元素が適切に精製・処理されると――