( …中略…)エベンとの意思疎通は、およそ50%の確率で可能だった。中には、どうしても伝えることができない事柄もあった。
我々のチームは、スポーツ・アクティビティとしてソフトボール用具を持参していた。エベンたちは試合を観戦し、大声で笑った。(エベンの笑い声は、高音の叫び声のように聞こえた。)やがてエベンたちもゲームに参加し始めたが、ボールが地面に落ちる前にキャッチするというルールには、ついに慣れることがなかった。
我々のチームはタッチフットボールも行った。これについても、エベンたちは熱心に観戦したのち、自分たちでプレーした。しかし、ソフトボールと同様に、フットボールを地面に落ちる前に捕らえなければならないという点は、最後まで理解できなかったようだ。
チームメンバーはエベンのプライバシーを尊重していたが、出産の立ち会いは許されていた。また、チームによる探索の結果、エベンたちの性的活動を捉えることにも成功した。オスとメスは似たような性器を持っており、性交を行っていた。性的活動の頻度は、我々の社会ほど高くはないと記録されている。その行為は、快楽と繁殖の両方の目的で行われていると考えられた。