アトピーの原因 | 誰でも出来るダイエット方法のあれこれ

アトピーの原因

■アトピー性皮膚炎の原因と対策

未だ、そのメカニズムが解明されていないアトピー性皮膚炎。その治療法もかゆみや湿疹を抑える『対症療法』と体そのものに抵抗力をつける『原因療法』です。『対症療法』は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などの薬剤を使って抑えることから副作用が社会問題になっています。又。「原因療法」は少しずつ体をアレルゲンになれさせていく減感作療法や除去食療法で、とても根気のいる治療です。では、どうすれば良くなるのか?

「常にお肌を清潔にすること」「自然治癒力を高めること」

以上の2点を重視しなければなりません

■ひどくなる原因は黄色ブドウ球菌

湿疹ができると、かゆいので掻きます。すると手に湿疹の汁がつきます。その手で他のところをさわると、汁が別の場所につきます。そこに掻き壊しなどの傷があると、汁の中にいる黄色ブドウ球菌が傷から皮膚の中に入り込み、どんどん増えて新たな湿疹をつくるという悪循環がおこります。ただしこの菌は健康な肌なら付着しても湿疹をつくる事はありません。傷があった場合に、そこから皮膚内に侵入して力を発揮し始めます。要は黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えればひどくならないということです。

■自然治癒力を高めるのはミネラル

人間には細胞が必要とする5大栄養素(ミネラル、たんぱく質、糖質、脂肪、ビタミン)をとらなければ生きていけませんが、特にミネラルをバランスよく摂取することが重要視されています。これは温泉の効能、効果でおわかりだと思います。しかし、環境破壊等が原因で食物のミネラル含有量が不足しており、日常の食生活では多量のミネラルをとることは難しくなってきています。ミネラルとは、人体を自動車に例えればオイル、つまり潤滑油としての働きをし、酵素の円滑な科学反応を助ける触媒の役目をします。

 マムズケアは濃縮タイプで、浴槽に合わせた僅かな使用量により、天然のミネラルが皮膚から吸収され、体内のミネラルバランスを整え自然治癒力を高めます。又、入浴効果と相乗して精神的なストレスを和らげ新陳代謝を活発にします。

元素の力によって体の汚れや老廃物を排出させて凝集・沈殿させるため、浴槽の底にカスのような物質がたまることに注目ください。

●●●アトピー性皮膚炎の悪化●●

■■黄色ブドウ球菌が関与■■

アトピー性皮膚炎を悪化させる原因に、黄色ブドウ球菌(黄ブ菌)が大きく関与していることが、岡山大医学部皮膚科(荒田次郎教授)の研究で明らかになった。
アトピーは原因が未解明で治療法が確立していないが、同科の秋山尚範講師らは「入浴や洗顔で黄ブ菌を洗い流すなど基本的なスキンケアで、アトピーの症状は改善される」と話している。

黄ブ菌は肺炎、食中毒を起こす毒素のほか、皮膚を壊死させるα毒素も持っている。小さなひっかき傷にも繁殖、菌一個が一日で数千万個に増殖するため、かぶれやかきむしりの多いアトピー性皮膚炎患者の皮膚に付着しやすい。
同科は、患者百四十九人の七八・五%から黄ブ菌を検出。特に成人患者の湿欄性の湿しん状の皮膚からは100%検出された。

健康な皮膚は皮膚を保護するバリア機能を持っているため、黄ブ菌の毒素が表皮にしみ込まない。バリア機能が弱っているアトピーの皮膚には毒素がしみ込むがアトピーにどんな影響を与えるのかは、解明されていなかった。
このため同科は、黄ブ菌の毒素をマウスの真皮に注射して実験。すると、表皮細胞を死滅させたり、真皮の炎症細胞を刺激しアレルギー反応を起こしやすくしていることがわかった。

黄ブ菌の除菌には、低刺激のせっけん、消毒薬で患部の洗浄・消毒∇抗生物質の短期間内服――などが有効という。