気遣いと気配り
人は、日々生活の中で馴れ合いになると気遣いや気配りに鈍感になる。
一見同じ意味の様な配慮の言葉だが、シチュエーションによって使い分ける言葉であるから、言葉の意味を理解して行動出来るようにしておきたい。
この言葉の意味を調べてみると・・
気遣いは・・
1人もしくは1つのことに対して、今現在の状況に応じてする配慮で、「相手に対して失礼のないように注意を払うことや、あれこれと気にかけること」を意味する言葉。
気配りは・・
複数の人やものごとに対して、未来を予測してする配慮で、「相手が求めていることを推測して先回りして行動したり、不都合や失敗がないように前もって備えたりすること」
案外知らなかったりして、間違って使ってしまう場面が多い言葉でもある。
前者は、敬意を持って接する言葉、後者は転ばぬ先の杖的な役目の言葉かな・・
何れにしても、この配慮が出来る人が増えると人間関係が良い状態に保たれ、配慮が不足する程に誤解やトラブルが起こることが増すのだと思われる。
人と接して慣れてくると、馴れ合いになり配慮を欠いた言葉や行動をしてしまいがちになるので気をつけたい。
いつも気持ち良く接する為に、気遣いと気配りの配慮を忘れないことが大事と常々思う。