空っぽになる心得

テレビで、新社会人の5月病がここ数年夏季頃まで長引いて増えていると放映されていた。

学生生活迄の生活スタイルが、育った環境がどうだったのかという所が詮索されるが、心が不安で満タンになり新たなことを受け入れることが出来ない状態なんだと思う。

若い人達へ・・・

新しい環境に飛び込むと、過去にどんなことを成し遂げている人でも新人。
だから最初は難しいこともたくさんあるが、少し辛抱して行けば、経年の努力でだんだんと力がついてくるということを頭の隅に置いておくと良いかな。
そうすることで、以前の経験も生かせるようになって乗り越えられるんじゃないかな・・
ここまでは、新社会人などこれからの人達への励ましの言葉。

ある程度人生の酸いも甘いも経験した人へ・・・

成功体験があればあるほど、なんとか過去の地位や収入にしがみつきたくなるのが人の常だと思う。
しかしそうすると、せっかく広がろうとしている視野を狭めてしまうので思い切って看板を手放してみる。

俗に言う、大きな会社の立派な役職にいて収入や地位で誇っていた傲慢な人ほど、そのタガを外すと社会に順応出来ないというケースもある。
考えてみれば、社会で圧倒的に多いのは地位や収入がそれほど高く無い人達なので、地域社会へ混じる時が来たら尚更タガを外さないと地域社会へ馴染めない。
なので、キャリアの選択基準を収入や地位といった看板ではなく、「自分の心が躍るかどうか」に置いてみるといいと思う。

すごくワクワクするけどあまり待遇がよくない仕事と、ワクワクしないけど待遇がいい仕事。
待遇は、高収入を望みたいが、どちらを職とするか悩む方が多いとある紙面で読んだ。

リタイア以前と後では、生活も考え方も異なると思うが、リタイア後だったら贅沢な生活をしないならばワクワクするほうを選ぶかな?
ワクワク感の好きなことには時間と労力をかけるのが苦じゃなくなるので、生きることのストレスを忘れ喜びを感じられるのが生きがいと思うのだが・・。^_^

躓いたり、迷ったら、無理せず休み、一度心をリセットしてみよう。