身分
民間人がある日突然、無差別に襲われるという昨今。
戦争が無くても、日常を安全に暮らせない世の中は危なすぎる。
治安を安定させることが必要だが、それには、身分を
わきまえることが必要だが・・
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ことわざから
分をわきまえる
その人の持っている身分や能力をよく知り、出過ぎたことをしないこと。
江戸時代・・
身の丈を知って、分け入ったり、分け入らず、己の立ち位置を知り太刀を扱う。
武士は刀を持ち高貴な身分側、農民は鍬を持ち、町人(店子)は物資の売り買いの平民側であった。
例外は別として、武士は治安を維持する為の守り神であり平民に刀を振る事はなく、平民が武士に分入る事もなく平和は守られていた。
ただ、このバランスが崩れる権力の強行があると、貧富の差が顕となり、町人の打ち壊し、百姓一揆などの反乱が発生した。
現代社会・・
日本国憲法(1946)一四条から
「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」
・・と有るが、
経済的な貧富の差、平和ゆえの心理的不適合が世にはいっぱい有り事件が起こる。
前記の、身分は差別されないと有るが、自分の心の持ちようでいか様にも変わる訳だから、「分をわきまえる」ことが肝である。
世界中で、事件、争い事が絶えないのは、「分をわきまえない」私利私欲に走る輩が多いからである。
住みやすい世界を築く為には、身分を謙虚に捉えて暴走しないことなのでわないかな。