近道は遠道

人生は、山あり谷あり、アップダウンを繰り返し幾つもの壁を乗り越えて行くものである。

平坦な近道は、変化が無く一見安全だがスピードオーバーになりがちで、見落とす景色が多く案外見えない危険な落とし穴が潜んでいる。

くねくねと曲がった周り道は、遠きにして長く時間のかかるものだが思慮深く進まなけれならず、様ような景色に巡りあえる。

近道、いわゆるショートカットをすると早いという利点も有るが、長い目で見れば、辛抱強く遠く周り道をした方が得られることがはるかに多いと気付く。

狭い日本そんなに急いで何処へ行く・・と言う言葉じゃないけれど、一見遠く周り道のようでも、面倒くさがらずに思慮深くを選ぶ方が良いということである。

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サンセットサンライズ

開催されている、一喜一憂する熱戦に沸いているワールドカップは、国を背負って戦える誇り有るステージである。
スピード、スタミナ、スキル、スピリッツがハイレベルでぶつかり合うが、タクティクス(戦術)なくして戦えない。
速く攻める?ゆっくり攻める?・・
ボールポゼッションするか、パスするか、ドリブルフェイントするか・・
前線から労を惜しまない守備をする、取られたら取り返す、どちらにしても攻守の切り替えはボールロストをしないことが生命線。

11人のチームメイトが、ピッチで長短織り交ぜた攻防は見方を変えれば社会(組織)の縮図でもあり、ベンチを含めた戦術に見応え有る戦いでもある。

今朝のスペイン戦は、一度落ちたサンセットからのサンライズ・・
諦めなければ、日はまた昇ると言うことである。