道草のすすめ

謹賀新年
22年、今年も変わりなく穏やかな日を迎えることができたことに感謝。
一昨年からのコロナ禍は相変わらず世間を騒がせ、社会が疲弊する中で経済は停滞し、生活スタイルも大きく変わった。
決められたことを決められた通りに行う情勢から、個々のオリジナリティへとシフトしている中、社会に多様性が生まれ、損得ではなく自分の好きな道を歩く価値観が芽生えつつある。

昭和から平成

昭和の時代、私たちが子供の頃は道草が当たり前、学校の勉強から解放された帰りの道中に一つの道草学みたいなものがあり、ここで縦横の人間関係のとっかかりを自然と学んだ気がする。
片や、全力で励んだ職務や勉学、スポーツ。
無理強要され、ムダ、ムラをなくすことに邁進した勤労社会下で、いわゆる、寄り道をせず最短な経路て向かい目標を達成する脇芽も振らない社会もあった。
そんな時代で、ギスギスした余韻の時代だった。

コロナ禍からの令和
経済の停滞、追い討ちするコロナ禍社会の隔離で、組織の一心不乱のスタイルから個々のスタイルへ時代がシフトしつつある。
時代は、昔そうだった道草の再構へと動き始めた感じがする。
舗装された道をただひたすら邁進するのではなく、砂利道の端で自生する道草の様に、寡黙だが逞ましく生きていくスタイル、個人でコンタクトしあい情報収集の仕方も千差万別の道草スタイル。
誰とでもコンタクトし話せるコミュニケーションは、自由自在なフリースタイルをを普通にした。

世の中が一変するなか、まだまだ変化を続けるのだろう。
人生は道草、変化の連続、私達が過ごした人生も、これからの人生も、全て変化の連続である。




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